【読書】謎解き日本列島

●感想

こういう雑学系は楽しいね。知ってるのもあったけど、まだまだ「へー」と思うものがたくさん。
地名の由来が面白い。メモにも書いたけど、島が多いから「しま」と呼ばれていて、漢字2文字にすることになって「志摩」になったとか。
帯のもある、香川県がなぜ日本一うどんを食べるのかもちゃんと地質とかの理由があるんだね。勉強にもなる。

●アクション

●メモ

初期の国名は自然など特徴に由来するものが多かったが、奈良時代に縁起の良い2文字にすることになった。
火の国→肥前、肥後
木の国→紀伊
みかわ(三つの川がある)→三河
しま(島が多い)→志摩
おき(沖にある島)→隠岐

枕詞が読み方になった。
飛鳥(あすか):飛ぶ鳥の 明日香の川の・・・(柿本人麻呂)
春日(かすが):春日の滓鹿
日下(くさか):日の下の草香
長谷(はせ):長谷の泊瀬

昔は左上右下。西洋式で右上位に。right=正しいなので西洋では右側が偉い。大正天皇から右側に立つようになった。雛人形の立ち位置もどっちに合わせるかで違う。

爪楊枝は歯の掃除用では無いので、歯間の掃除に使うと歯や歯茎を傷めやすい。

「鈴木」姓は西日本にはあまりいない。全国で180万人だが近畿以西では10万人だけ。佐藤、田中、高橋などはルーツが様々あるが、鈴木のルーツは1つだけ。熊野神社の「ススキ」(棒)にちなんで神官が鈴木を名乗り、布教活動で全国へ赴いた山伏も鈴木を名乗った。ただ熊野信仰は西日本にはあまり広がらなかった。
西日本は「田」がつく姓が多い。稲作が盛んだった。

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