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「うまく書こうとすると見失う」-エッセイ-

〜50音でつづるエッセイ〜
今週は「う」から始まるテーマでお送りします♪

「うまく書こうと意識し過ぎずに自由に書きたい」という感じのことを、自己紹介でも少し書いていたのですが。

案外、自由って難しいですね。
それに何ていうか……カッコつけすぎたり、型に囚われすぎると、何か空回りしてる感があるというか。
自分でも何だか面白くない感じになってしまう気がするのです。

思い浮かんだ事をそのまま勢いに任せて書くような、そういう文章を書きたいなと思うのですが。
寸前でブレーキを踏む癖があります。

普段の仕事の文章だと、その辺だいぶセーブしちゃってるからですかね。
仕事だと、こういうテーマだから、こういう心情を書いた方が共感されそうとか、何か余計な意識が働いてしまうというか……。

毎回テーマを自分で好きに選べるわけでもないので、書けば書くほど自分らしさを見失う気がすることもあります。
まあ、メディア毎に文章のトーンが決まってたりするので、ある程度は個人的な気持ちやテンションとは切り離した方が書きやすいのは確かです。

でも「個」を出し過ぎないように気をつけながらも「この人にしか書けない。書いてもらいたい」と思ってもらうのって、なかなかに難しいですね。

一方で。
noteでは、そう言うメディアの色だとかトーンとか気にせず、好きなことをかけるのが魅力だし、そういう自由さが嬉しいです。

ただ、まだオンオフの切り替えというか、その辺の力加減がイマイチまだ分からなくて……。
というか、『自分らしい文章』がどれなのか未だに自分でも分からないでいます。

ちょっとした言葉をディープに探求したり、ふとした疑問に思考をめぐらせたり、昔の思い出を振り返ったり。
自分でも読み返すと、「えっ?どうしたこの日のテンション……」って事も、正直ありますね。

でも、書いてるうちに少しずつでも、その辺のバランスの取り方とか、自分らしい表現方法が身につけば良いなぁと。

私がこれまでnoteで出会った人たちの文章は……
日々、みな思いのまま自由に書いておられて、その人らしい色があってすごく魅力的だなぁって思うんです。

「あるある、私もそう思います!」「素敵だなぁ」と渾身のスキを押してみたりしますが、1度じゃ足りないから何回も押したい気分の事が多いですね。

色々な方の考えや文章に触れる事でも、自然と見失っていた自分らしさや自分のスキなものも、色々再発見できる気がしています。

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