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子供にはパソコンをどんどん触らせろ

娘がまだ幼稚園に通っていた頃、小学生の息子が家でパソコンを触っていたので娘もやりたいとよくせがんだ。
私は頭が硬くて考えが古い人間なので、あまり小さいうちからパソコンやゲームはどうなの?というタチだった。

息子が通っていたピアノ教室の先生は、私よりひとまわり上の人だったので、親ほど考えが古くなく、友達ほど似通ってもいなかった。
少し先に子育てをした先輩といった存在で、いろんな話をした。

先生は、
「小さいうちからパソコンなんてどんどん触らせた方がいいよ。
新しいモノは、できないよりできた方がいいんだから。
これからの子はパソコンとかケータイとか、サクサク使いこなせなきゃね!」
と言っていた。

ちょうどその頃、娘さんが就活をしていた。

「例えば最後にどっちの子を採用しよう?となった時は、パソコンとか苦手です、って子より得意な子が選ばれるでしょう?だからどうせ将来必要になるモノは、小さいうちから苦手意識を持たせない方が良いと思うよ。」
とも言っていた。

ただし!子供との条件は決めた上でやらなければいけないと。

⚫︎パソコンは必ずリビングで親の居る時にやる。
⚫︎時間は子供と決めて守らせる。

そうアドバイスされたので、我が家ではリビングにあるパソコンを、親がリビングにいる時に触らせていた。

娘に聞いてみたら、ジャストスマイルという学校でも使うソフトの中の、お絵かきみたいなのでよく遊んでいたそうだ。
カレンダーを作ってみたり、
自分ランドを作り、パンフレットやチケットを作り、遊べるアトラクションなどを考えるのがとても楽しかったそうだ。

その体験は成長する過程でもどうやら役に立ったらしい。

ゲームも然りで、子供と話す中で
「どこでそんなことおぼえたの?」と聞くと、ゲームで出てくるんだよ、とか、ゲームで言葉とか漢字を覚えたんだよ、と言われることがよくある。

なんでも頭ごなしにダメダメ言う私は、あの頃ピアノの先生に子育てのヒントをいっぱいもらっていたんだなぁ。
感謝。

#創作大賞2024
#エッセイ部門  

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