3つの名前を持つ女。アカウント名変えてみた
アカウント名を考えることから
苗字が3つある珍しい境遇について
書いてみました
ひょんなことから
自分を感じることができて
一歩前進した気分です
アカウント名を変えました。
アカウント作成時、名前を考えるところでまず一旦停止。
こういうの、サクッとできる人には多分なれない。
何日か考えた結果、「にし うけこ」に決定。
旧姓と現姓とファーストネームを組み合わせている。
で、最近、わたしそういえばもう1つ名前があったわ、と思って付け足した。
すごく珍しいと思うのだけど、
小1の時、母方の祖父母の養女として縁組をした。
母がひとりっ子で後継ぎがいないからだ。
完全なる大人の都合に、わたしが「にし になる!!」と申し出たそう。
本人、全く記憶にございません。
が、母方の祖父母のことも、県外にあってたまに帰省するお家も大好きだったし、「にし」という姓も気に入っていた。
結局20数年後にはわたしも嫁に行って、「にし」を守ることはできなかったのだけど、やっぱり祖父母の時代は家を絶やさないというのが、大切な価値観だったのだと思う。
1人娘である母を県外へ嫁に出すのは、祖父は大反対だったそうだし、代わりに子どもを誰か養子縁組するというのが、母たちの間の約束だったのかもしれない。
小1から結婚するまで、「にしさん」だった訳だが、生まれてから小1までは母や姉たちと同じ父方の姓を名乗っていたので、わたしは3つの姓を持つ女なのだ。
小1の9月に父が病死した後も、母や姉たちは父の姓のままだったので、家族の中でわたしだけ、ずっと違う姓を持っていた。今、客観的に見て、母子家庭で3姉妹の1人だけ苗字違うってかなり変わってるな。。
今では母も亡くなったし、姉たちもそれぞれお嫁に出たので、長男であった父方の姓も我が家では継げなかったことになる。
こんな風にして家は途絶えていくのだなぁとぼんやり考える。
少し寂しいような気もするけど、わたしは自由に生きたいタイプなので、普段は全く気にしていない。
だけど、6つまでは確かにもう1つのアイデンティティを持ったわたしであったこと、それを意識することもなく生きてきていること、幼少期の記憶がぶっ飛んでいることは何か関係があるのかもしれないなぁと、
これを機に全ての名前を自分で認識しなおすことで、「わたし」がもっと「わたし」になることへ繋がるのかもしれない。
なんかちょっとうれしい。
なかにし うけこ です。
旧姓2つと現姓、ファーストネームを組み合わせました。
昨夜、ここまで下書きして、眠る前に
藤井風くんの「きらり」が脳内再生されて
どこにいたの
探してたよ
連れてって
連れてって
何もかも捨ててくよ
どこまでも
どこまでも
荒れ狂う 嵐の中も
群衆の中も
君とならば
さらり
さらり
新しい日々も
拙い過去も
全てが
きらり
置いてけぼりにしていたもう1人の自分を
見つけた気がして
だぁぁぁーーっと涙を流し
はぁまた少し浄化されたような気分で
疲れていたのにしばらく眠れなかった
今夜はここまででゆっくり休もうと思います
読んでくださりありがとうございます。