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「成功の囚人」にならないために

今日のキーワードは、「成功の囚人」です。

成功の囚人とは、その成功の大きい小さいに関わらず、一度でも成功を経験したひとは、その成功体験に囚われてしまい、思考と行動が固定化してしまうというものです。

過去に成功した方で、同じような方法で成功パターンを見出してしまっていると、盲目的に次の一手に慎重さを欠くことになるんでしょうね。

この思考の持ち主が経営のトップにいると厄介で、経営方針や戦略の方向性で食い違いが生じるため、根拠のあるエビデンスが必要になってきます。

経営者でなくても、成功体験が無意識のうちに成功の囚人化していることが多くの方に思い当たると思います。

自分のやり方や考え方が正しい、斬新なアイデアよりも過去に一度成功しているから、それがエビデンスとなり、それこそが成功法則だと思い込んでいるとうモードですね。

成功の囚人に陥らないためには、常識という名の当たり前という呪縛を振り払い、疑ってみることと、環境変化や市場の動向に照らして、冷静かつ客観的に戦略を練ることが大切ですね。

過去に成功した時点の状況と今とこれからの状況を俯瞰で見て、自分が信じていることを疑ってみると、これまで見えなかったものだったり過去の延長線上とは違う活路が見いだせるのでしょう。

ビジネス環境は日々変わり続けていて、デジタルテクノロジーも加速装置的にこれまでのカタチを変えていきます。

成功の囚人にならないためには、過去の成功体験を一度捨てて、変化を受け入れることが大切だと思うのです。


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