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腰痛と「腎臓」の深い関係

疲れにくいパワフル稼働する身体作りと知識を提供する、身体の機能改善スタジオであるprimal bodycare。鍼灸師資格の取得に向け東洋医学を学ぶ金子静華が、オフィス/自宅で行える疲労回復エクササイズをお伝えする本企画。今回は「腰痛」について

東洋医学が考える人体の不思議

一般的な腰痛と長時間のデスクワークなどで同じ着座姿勢が続くため腰部に重心が集中します。
この時、骨盤と脊椎は丸まった姿勢になる事が多いので、この姿勢が脊椎のバランスを崩してしまったり、脊椎周りや臀部の筋肉が硬くなる事が要因で腰痛が発症します。このメカニズムは多くの方が知っているのではないでしょうか?

「腰」とのの関連領域が深いのは「腎」です。

腎の機能が失調すると腰に症状が起こりやすいと考えられています。
特に「腎精」(両親から受け継いだエネルギー)が不足したり、気血不足や瘀血(鬱血、血行障害)によって腎の不調が起こることが多いと考えられています。

こちらは、余談ですが腎精は、食事や生活の不摂生によっても消耗しますし、加齢によっても減っていきます。

腎精の量は、生まれながらの腎の強さによる個人差がありますが、それ以上に、食事や生活の摂生により、目減りしていく腎精をチャージしていけるかどうかが、体を若々しく保つ決め手にもなります。

「腎精」という言葉は耳慣れなくても、「精がつく」という言葉は聞いたことがありませんか?
「精がつく」という言い方は、もともと中国医学の用語である「腎精がつく」からきています。

ですので、すっぽん、うなぎ、山芋、牡蠣など、現在私たちが、「精がつく食材」と言っているものは、「腎精」をチャージするものがほとんどなのです。
「腎精」も身近にイメーシ出来るのではないでしょうか。


腎機能を高めて腰痛にアプローチ出来るツボ

① 太渓(たいけい)
内くるぶしとアキレス腱の間のへこみ。太渓の下には動脈が流れています。へこみを押して、指先に動脈の拍動を感じるところです。
② 照海(しょうかい)
足の内くるぶしの端っこから親指1本分下にある、内くるぶしの中心点の真下にあるくぼみにとります。
③ 然谷(ねんこく)
内くるぶしから斜め下方向へ指をすべらせ、ポコっとふくらんだ骨のキワ。

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④委中(いちゅう)
膝の後ろの横皺の真ん中に位置します

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長年の姿勢不良の結果、筋肉が凝り固まり、ひとりでは難しい場合もあるので、ご興味のある方は、primal bodycareの「Recovery(リカバリー)」メニューをぜひご予約ください。

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