1日5分で頑固な肩こりとオサラバ。ヒントは「姿勢と動作」

疲れにくいパワフル稼働する身体作りと知識を提供する、身体の機能改善スタジオであるprimal bodycare。医療国家資格を持つオーナーセラピストである助川幸太が、仕事人の"新"基礎教養 ボディインテリジェンスの知識をワンポイントでお伝えする本企画。今回は「肩こり」について

肩もみしても肩こりは改善しません

 誰しも一度は経験したことがあろう「肩こり」。きっと数多くのビジネスパーソンが悩まされていることでしょう。
でも、「肩こり」ってよく聞く割に、

・どんな状態だと『肩こり』といえるのか
・そもそもなぜ『肩こり』になるのか
・どのように『肩こり』を改善すれば良いのか

をきちんと説明できる人は意外と少ないように感じています。そこで本日はこの「肩こり」の正体と対処法について、Bodywork Therapistとして緩和と根本改善の観点から詳しく説明していきます。

肩の筋肉が疲労物質でいっぱいになる=肩こり

  まず「肩こり」の正体ですが、これは「肩や首の筋肉の中に痛みや疲労の原因となる化学物質が多く溜まっている状態」と言えます。乳酸やヒスタミンといった化学物質が多く発生して、筋肉の中がパンパンになり、固くなっている状態です。結果として痛み、疲労を感じてしまうわけです。

ではなぜ、そういった物質が多く溜まってしまうのでしょうか?答えは筋肉の「エキセントリック収縮」という仕組みに隠されています。エキセントリック収縮というのは、筋肉が引き延ばされながら力を出し続けている状態のことです。

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肩こりになりやすい姿勢・なりにくい姿勢とは

デスクワークの姿勢を例にすると、頭が前に出て背中が丸まっていますよね?これは、肩や首、背中の筋肉が伸ばされながら頭を支えるために力を出し続けている状態そのものなんです。

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肩こり改善に効果的なエクササイズとは

では、どうすれば肩こりの症状を緩和できるのか?答えは実は簡単で、「伸ばされた筋肉を縮める」ということなんです。首や肩、背中の筋肉を長時間伸びた状態のままにしないように、こまめに「縮める」こと。

背中を軽く反らし、肩甲骨を背骨に引き寄せ、上を見上げてみる動作がおすすめです。詳しくはこちらの動画がわかりやすいと思います。

治療よりも予防が重要

 とはいえ「肩こりになってから肩こりを緩和するエクササイズをやる」よりも「そもそも肩こりになりにくい姿勢や動作を習得する」ことの方が大事です。つまり「身体本来の姿勢と動作を理解・実践・反復出来ること」が必要です。

 一方で、肩こりに悩む人の多くは「肩こりになりやすい習慣」が定着し癖になっています。ただ、こうした癖は自分ひとりではなかなか治しづらいもの。

 そこで、primal bodycareでは、プロアスリートやプロチームも導入している動作評価法であるFMSを用いて、身体本来の姿勢や動作が習得できているかを評価しています。身体のどの部分に機能不全があり、痛みや不調を引き起こす根本原因がどこにあるかを客観的に見極めた上で正確な改善エクササイズを処方します。
 ご興味のある方はprimal bodycareの「Recovery」メニューをご予約ください。

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