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「習慣化」のモチベーションは人それぞれ

 今読んでいる前田裕二さんの「メモの魔力」にこんな一節がありました。

 習慣化できていれば、むしろ「やらないと不安になる」のです。よって、「努力から習慣へ」という意識を持つことが大切なのです。

 僕は、昔から薄毛に悩んでいて、30代に入ったころでいよいよマズいという段階まで来ました。なにがなんでもハゲたくない一心で、体の良いとされることを取り入れまくって、それを全部習慣化し、嬉しいことに2年くらい継続した今では薄毛もあまり気にならなくなりました。

 薄毛のために習慣化したことは、前田裕二さんの言うように“やらないと不安になる”ため、今後も苦も無く続けていけそうです。

 読書や勉強は三日坊主になりがちなのに、なぜ薄毛対策は習慣化できたのか。その仕組みをうまく転用出来たら読書や勉強も習慣化できるのではないかと思い、古川武士さんの「習慣化大全」を読んでみました。


1.モチベーションがつくられるメカニズムは人それぞれ

 本書内でも紹介されている「沈没船ジョーク」というのが面白かったので引用させていただきます。(ちょっと残酷なシチュエーションのジョークだなと思いましたが、なるほどなーと思いました。)

 世界の人々が大勢乗った豪華客船が沈没してしまいそうになっていますが、脱出用のボートは人数分ないので、船長は乗客を海に飛び込ませようとします。そこで各国の人々に以下のように声を掛けます。
アメリカ人に対して「あなた、飛び込めばヒーローになれますよ」
イタリア人に対して「ねえ、海で美女が泳いでいますよ」
イギリス人に対して「紳士というのはこういう時に海に飛び込む人です」
ドイツ人に対して「規則ですので海に飛び込んでください」
日本人に対して「みんなはもう飛び込みましたよ」
※短縮のため原文ママではないです。

 つまり、モチベーションがつくられるメカニズムはそれぞれ違うということです。


2.自分のモチベーションは何かを分析する

 つまり、自己分析を深めて、自分は何に突き動かされるのかを理解する。

 僕の例で言えば、具体的に言うと薄毛になりたくないという強い思いがモチベーションになっています。

 もう少し抽象化して言えば「人から良く見られたい」という願望があるのだと思います。そういえば、体をかっこよく維持したいと思い、筋トレは昔から習慣化されていますが、これも同じ願望に基づいているのでしょう。

 

3.三日坊主で習慣化できなかったことに転用する

 ここを理解すれば、“うまく自分を乗せる方法”を模索して読書や勉強といったこれまで習慣化できなかったことも習慣化できるかもしれません。

 例えば、勉強や読書で知識がついて、周りから「知性のある人だね!」と言われる自分を想像してみるとか。

、、、承認欲求の塊みたいですね。笑


 今回書かせていただいた内容は「習慣化大全」の序論の部分です。本編では個別具体のテクニックが体系化されて書かれていますので、気になる方はぜひ手に取ってみてください。

 今なら Kindle unkimited の読み放題の対象にもなっていますよ。

 頑張って勉強、読書も習慣化したいと思います。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

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