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2024年春・1泊2日ロードトリップ:インディアナポリスで皆既日食を見る
2024年春の1泊2日ロードトリップ(インディアナポリス)に関する記事です。
日帰りまたは1泊2日のシカゴ近郊旅行に関する記事はこちらにまとめています↓↓
2024年4月8日(月)、2023年にも訪れたインディアナポリスへ、皆既日食を見に行って来ました。
2024年4月8日(月)(日本時間9日(火))、日食が起こります。今回の日食は、ハワイを含む北太平洋の東側とアラスカを除く北アメリカ大陸のほぼすべて・南アメリカ大陸の北部の一部・北大西洋地域の大部分・および西ヨーロッパの一部までの広い範囲で見ることができ、メキシコ北部西海岸のシナロア州からカナダのニューファンドランド島までの北アメリカ大陸を横断する帯状の地域で皆既日食となります。
※この日食は、日本では9日の日の出前に起こるため、見ることができません。
シカゴでも今回の日食は見られたのですが、皆既食帯には入っていなかったので、せっかくだからということで皆既食帯に位置するインディアナポリスへ。
他に皆既食帯且つシカゴに近い街としては、イリノイ州カーボンデイルやオハイオ州クリーブランド、ペンシルヴェニア州エリーなどがあり、本当はこれを機にまだ行ったことのない街に行きたかったのですが、色々条件を考え合わせた結果インディアナポリス再訪と相成りました。
1. 大雨の中インディアナポリス目指して出発、途中で寄ったのはヌーディストリゾートで知られる街!?
日食が起こるのは現地時間の4月8日(月)。前日の昼過ぎに家を出て、インディアナポリスに前乗りすることに。
前日は朝から雨模様、午後になるにつれ雨足が強くなる中、インディアナポリスへと車を走らせます。
途中、インディアナ州のRoselawnという小さな街で給油を兼ねて一休み。
Roselawnは、知る人ぞ知る?ヌーディストリゾートで有名な街とのこと。
一体どんな光景が繰り広げられているのか・・と期待したものの、町はずれのガソリンスタンドで給油した限りでは、何の変哲もない中西部の田舎町。
野次馬根性でヌーディストリゾートをのぞく時間は無かったので(日食のせいか、インディアナポリスに向かうハイウェイが普段より混み合っていた)、そのまま素通りして先を急ぐことに。
Roselawnが「米国で最も変態な都市」に選出
「変態」という言葉からあなたはどの街を思い浮かべるだろうか?サンフランシスコ?ラスベガス?マイアミ?ロンリープラネットの調査によると、インディアナ州の小さな町が最も猥褻であることが分かった。
“Roselawnでは、ヌーディストリゾート(家族向け!)が人気を集めているだけでなく、ヌーディストリゾートの一つであるPonderosa Sun Clubが毎年Nudes-A-Poppinと呼ばれるフェスティバルを開催しており、そのMCはポルノスターのRon Jeremyが務めている。…”(拙訳)
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2. 晩ご飯は、前回も訪れたラーメン居酒屋輝月へ
インディアナポリスの少し手前でハイウェイを降り、前回も訪れたKizuki Ramen & Izakayaで晩ご飯。
相変わらずシカゴの店舗には行ったことが無いのですが、まさかインディアナ州で2度も訪れることになるとは。
Kizuki Ramen & Izakaya
2450 E 146th St, Carmel, IN 46033
https://www.yelp.com/biz/kizuki-ramen-and-izakaya-carmel-2
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3. ホテルでの新習慣:プールで泳ぐ
道が混んでいたせいもあって思いのほか到着が遅くなったので、そのままホテルへ。
昔は、(グレートウルフロッジのようなウォーターパークは別として)ホテルのプールで泳ぐ習慣は無かったのですが、小さいプールでも子どもが喜ぶのとジャグジーがあったりするのもあって、最近は水着を持参してプールで泳ぐことも増えています。
日本とは違い、大浴場が無いというのも一因かも。
今回もホテルのプールで軽く泳いでから就寝、更に翌朝もチェックアウト前にひと泳ぎしました。
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4. 現存する最古のレース専用コース、インディアナポリス・モーター・スピードウェイへ
今回、インディアナポリスが皆既日食帯に入るということで、インディアナポリス・モーター・スピードウェイが日食観察用に特別に開放されることになっていたため、我々はインディアナポリス・モーター・スピードウェイで日食を見ることに。
インディアナポリス・モーター・スピードウェイは、世界三大レースの一つであるインディアナポリス500(インディ500)が行われることで知られ、1909年に開設された現存する最古のレース専用コースという歴史あるサーキット。
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5. 遂に皆既日食!
ホットドッグとナチョスをつまんでいるうちに、いざ日食の時間に。
14時前から日食開始ということで、日食グラス越しに欠けていく太陽を観察。
といっても欠け始めてから皆既日食になるまでに1時間15分ほどかかるので、見たり見なかったりしながら時間をつぶします。
初めのうちは、日食グラスで見れば欠けていることが分かるもののまあこんなもんか〜、という雰囲気。
それが、徐々に気温が下がり太陽も半分以上欠けてくると、集まっている人々の間にもそこはかとない緊張感が生まれてきます。
そしていざ、皆既日食!一気に辺りが暗くなるとともに、誰からともなく歓声が巻き起こりました。
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皆既日食の時間はわずか数分。
皆既日食が終わる瞬間のダイヤモンドリングで再度歓声が上がり、それが合図かのように緊張も解け、日常が戻ってきました。
食べかけのホットドッグにかぶりつく人、まだ日食グラスで日食を観察している人、渋滞に巻き込まれまいと早々に退場する人(我々)。
インディアナポリスからシカゴへの帰路(普段は車で3時間ほど)は、なんと7時間かかりましたとさ。
次に日本で皆既日食が見られるのは2035年9月2日とのこと。
本州で見られるのは1887年8月19日以来、実に148年ぶりの皆既日食だそうです。
天候にも左右されるので確実に見られるかは分かりませんが、今から楽しみです。
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