⑥新型コロナウイルスと父の入院日記2021年2月22日(月)
このあたりから、電話がかかってくるたびに「ああ、病院からじゃなかったらいいのに。」と毎回思うようになり、iphoneの着信音が聞こえるたびにビクっとするようになる。
ここから2か月ぐらいは誰からも電話がかかってきていないのに、
「ブゥーブゥー」
とスマートフォンが振動している音が、ときおり聞こえてくる。
夕方、
「痰を取るのにカピカピでそれを除去するジェルを購入してもいいですか?」
もちろんOK。
回復の兆し
その後、すぐに今週の担当の先生が
「採血した結果ですが、CRP(炎症値)は下がってきておりますが白血球は以前高いままです。」
「酸素の量も15Lから12Lと下がってきてはいるものの、あまり以前とは変わらないと思っていいでしょう。」
【ご飯を食べれている】
以来、久しぶりのいいニュースだったが、こういう時はいい情報しか耳に残らない。
・酸素供給量は下がってきている。
・炎症値は下がってきている。
しかし担当医が言うように父の状態は大きくは変わっていない。
日記には書いていないが、この報告をもらって母に電話した時は
「このまま快方に向かってくれればいいんだけどねぇ、、、。」
みたいな会話をした記憶がある。
「以前とかわらず、マスクをとったりするので鎮静剤的なものを入れさせてもらってます」
少し気がかりだ。
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