見出し画像

リーダーには「誠実さ」がやっぱり大事だという話

先日、昨年から管理職の役割を任せているメンバーとの面談を実施しました。管理職の役割をできるだけ早期に任せられる制度を導入すると同時に管理職登用時に1年間の見極め期間を設定していますが、その見極め面談でした。

もちろん管理職を任せられるだけの人間だと思って役割をお願いしてますが、管理職とプレーヤーは全く違う仕事。このことの理解も必要だしだからこそ、任せられるかを実際に任せて見極める仕組みが重要だと思ってます。

さて、本題。

管理職見極め面談での確認は成果と育成。1年の間にそれぞれなにを実行、決断し、なにを残してきたかを話してもらいます。もちろん会社のミッションやバリューに照らし合わせながら確認をするのですが、それぞれのメンバーの話をして私が見ているところってなんなんだろうか。と。

整理するなら

誠実さ

だなと思いました。

この誠実さを少し噛み砕くと大きく2つに、わけられるかなと思います

1.正しい判断をしてきたか

なにかを決断、実行する時に、それが自分自身のためではなく社会、会社、組織にとって正しこと(誠)であったか。管理職は自らが最終の意思決定者として決断することもあれば、エスカレーションしなくてはいけない、またこれはスピードが大事な案件と判断することも求められます。このために必要なことがまさに、誠実さなんだと思います。

2.正しい判断のための眼

もう一つは、実行してきたことを振り返る正しい眼。管理職としての成果はとても大事ですが、その成果を自らの正しい眼で振り返る力があるかどうか。

成果の説明で、どれだけ外部環境の影響があったか?周囲のサポートは?ある意味謙虚な姿勢で振り返ったうえで自分の決断や実行がどれくらい寄与したのかを自分の言葉で話せなければいけないなと思います。物事自分だけの力で動くことはほとんどないですしね。

まあ、これに正解を出す必要はなくで、そうした謙虚な姿勢(決して卑屈ではなく)での判断が習慣化できてればその人には間違いなく組織を任せていきたいと思います。

さて、そんな面談を終えて、完全に自己満足な話ですが、ほんとに誠実なメンバーが揃ってくれていて、頼りになるなと。こういう意識の管理職の集合体をつくることが「誠実な組織風土」づくりにつながることを信じて、今日も1日に誠実に!






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?