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第7回プレゼン&交流会振り返り

今回のプレゼン&交流会もオンライン開催。参加者は20名ほどでした!

開催形式

リアルイベントの雰囲気をオンラインでも再現するため、参加者全員が発言できる仕組みにしています。面白いプレゼンを聞いて思わず溢れる感想を、その場ですぐに交換できるのがこの会の特徴です。

1.自己紹介
 4〜5人の小グループに分かれて一言ずつ
2.プレゼン&意見交換
 - プレゼンテーション   10分
 - 小グループで意見交換  3分
 - 全体で意見を共有    2分
3.交流会
部屋ごとに別れて交流ができるDiscordというツールを使いました。

プレゼン内容

今回も個性派揃いの4人がプレゼンを行いました!各プレゼンターのプロフィールはこちらの告知記事をご覧ください。

1.「 "メンヘラ"ってなあに?」by 松本さん(Twitter

1人目は松本さんが、双極性障害2型を持つ当事者として精神の病についてプレゼンしてくれました。
精神病の人との接し方って難しいですよね。下手にやると逆効果になりそうだとか考えると声をかけづらくて、結局何もしてあげられなかったりします。
松本さんの「繋がりを絶たずに、気軽に声をかけてあげてください。『あなたと私はずっと友達ですよ』というメッセージを伝えてあげてください」という説明がとても腑に落ちました。「将来、身近な人に接するときの指針にしたい」「長らくうつ症状に苦しむ友人がいるが、これまでの接し方で合っているとわかってほっとした」という感想が寄せられていました。
「小説を書いているからか、言葉選びがかっこいい」という感想も聞かれましたが、まさに名言が止まらない松本さんのプレゼンでした。


2.「魅惑のベトナム・ハノイ」by メイさん

2人目は、恋人がベトナムに赴任したことをきっかけに、最近までは年に2回ベトナムへ通っていたというメイさん。(海外旅行の一日も早い再開を願うばかりですね…!)
ベトナムの食文化から交通事情まで、思わず驚く情報がどんどん出てくるプレゼンでした。デパートで子供が走り回っていても周りの人は気にしないという体験談を「ベトナムって人がおおらかなんですよね」と楽しそうに話すメイさんもまたおおらかな人柄だなと感じました。
信号の機能しない道路でも車や人がスムーズに移動できているベトナムのカオスな交通事情も「相手へのある一定の信頼を感じる。ルールのない社会って無法社会じゃなくて、相手が守ってくれるだろうなと考えているんじゃないか。」という感想が会場から出ました。ちなみに横断歩道はこそこそ歩くよりむしろゆっくり堂々と歩いたほうが安全だしクラクションを鳴らされない、という話が面白くて笑ってしまいました。わたしも、メイさんのプレゼンからベトナムという国の心の豊かさを感じました。

3.「パルクール」by かすみさん(Instagram

資料内動画:走る&越える登るパルクール初日2~3年後失敗編

3人目は、パルクールを始めて3年目のかすみさん。パルクールのイメージといえば「街中をかっこよく走り回りながら、塀から塀へ飛び移ったり壁を蹴り上げて回転したりするスポーツ」みたいな感じでしょうか。ちょっとわたしたちからは遠い世界だなあという感じがしますよね。
パルクールはフランスの軍事訓練から生まれたもので、「派手な動きをすること」が目的ではないんですね。自分ができることから始めて、着実にチャレンジを積み重ねて行くこと、自己と対話する哲学的な側面が強いのだそうです。「水たまりを飛び越える」などの日常動作の延長線上なので、なんと、すでにわたしたちもパルクールの世界に片足を突っ込んでいるのだそう!
「パルクールは超人能力みたいなものだと思っていたけど、ハードルが下がった。」という声が寄せられていました。


4.「自分流・自転車旅行の楽しみ方」by 真さん

4人目は、大学時代に自転車で6万2000kmを走ったという真さん(ちなみに地球一周の距離が約4万9kmです!)。すべて実際に行ったという、かなり「ドM」な自転車旅企画ベスト3を紹介してくれました。
個人的に面白かったのは「前の日に漕いだ距離に応じて、買っていいご飯の上限金額が決まる」旅。例えば100km漕いだ次の日は100円までのおにぎりが買えるというルール。会場からは「ゲームの縛りプレイ(アイテムを使ってはいけないなどの自分ルールを設定してクリアを目指す遊び方)みたいですね。それをリアルにやっちゃうとは」という驚きの声が。
「やりたいことが明確で、そこに突き進んでいくエネルギーがすごい!」という声が多く上がっていました。真さん曰く「もう2度と自転車なんて漕がない!と思いながら漕ぐ時もあるのだが、達成感がたまらないのでまた旅に出てしまう」とのことです。

交流会

ほとんどの参加者が交流会へ参加してくれ、プレゼン会では伝えきれなかった感想をプレゼンターを交えて交換しました!

全体の振り返り

より気軽に短時間で参加できるイベントにしてほしいという声を反映して今回のプレゼン会本編は交流時間を短くしたのですが、そのぶん交流会で自由に意見交換する人や時間が増え、質の高い交流ができる回となったのではないかと思います。
今後も、参加者のみなさんがどういう形で参加者同士で刺激を受けたいか、どうコミュニケーションできたら楽しいかを考えて枠組みを提供できたらいいと思います。

参加者の皆さんがプレゼンターの熱い想いに刺激を受け、自分の考えを周囲と交換できる時間になっていれば幸いです。
プレゼン&交流会は、自己発信と様々なバックグラウンドの人の交流の場として、これからも定期的に開催していきたいと思います!