見出し画像

つらい時の乗り越え方

 今日は、心や身体が辛くて痛くて苦しくて、どうしようもない時に、私がいつもやっている考え方の一つを紹介します。

 長々と前置きしてしまうと、最後まで読んでもらえないかもしれないので、先に結論を言ってしまいます。

〈 1 〉世界のどこかにいる、今、自分とまったく同じ状況で苦しんでいる人を想像します。

〈   2 〉そして、その人に対して、その人が良くなるように、幸せになるように、祈ります。

これだけです。

そうすると、その瞬間だけは自分から他の人に気が向くので、少し気持ちが楽になるんです。
そして誰か他の人のために祈るという行為は、自分も少し優しい気持ちになる気がします。

ぜひ騙されたと思って一度試してみてほしいです。今すぐにできる、お金もかからない想像するだけの簡単な方法です。

 病気や精神的につらい時に、よく他の人からかけられる言葉ありませんか?

「世の中にはもっと辛い病気や状況の人がいる、あなただけじゃないよ。自分だけがつらいと思ってはいけないよ。(だから元気出して)」

「もっと大変な人たくさんいる、それに比べたらまだあなたはマシだよ(だから落ち込まないで)」

と本人は励ましのつもりで声をかけていると思います。悪気がないのも承知しています。ですが、いつもこの言葉を掛けられるたびに、励まされるどころかすごくモヤモヤした気持ちになっていたんです。

本当に辛すぎる苦しい状態の時に、これらの言葉は全く心に響きません。それどころか、私の痛みや苦しみの程度が分かるんですか?と感じていました。
勝手に人の苦しみを、他人の苦しみと比べないで欲しいです。
 人の痛みや苦しみは、想像しようとすることはできますが、完全に同じ気持ちになり理解することは難しいです。(残念なことに想像すらできない、しようとしない人も世の中にはたくさんいますが…)
だから安易にそんな言葉を掛けてほしくないです。私も逆の立場だったら、そのような言葉は使わないように気をつけています。

 ただ、自分自身で世の中にはもっと辛くても頑張っている人がいる、だから私も負けない。と考えることはいいと思います。自分で本当にそう思えたら。でも他の人がかける言葉ではないかなと感じました。
今回は、そんなことを考える余裕がないくらい本当に辛くて痛くて仕方がない状況でのことをお話しています。この他の人からかけられた言葉でモヤモヤしていた気持ちを、上書きしてくれた?切り替えさせてくれた考え方が、最初に紹介した考え方です。自分を救えるのは、やはり自分なのかなと思いました。もちろんそばで支えてくれている家族はすごく大切ですし、感謝でいっぱいです。いなくなったら本当に困る大きな存在ですが。これからも、いろんな考え方の引き出しをたくさん作っていければと思います。

 最後 繰り返しになりますが、

本当に身体や心が
辛くて痛くて苦しくてどうしようもない時、
ベッドでうずくまって何もできない時、

世界のどこかにいる、今、自分とまったく同じ状況で苦しんでいる人を想像します。
そして、その人に対して、その人の状況が少しでも良くなって、笑って幸せに過ごせるように、祈ってみてください。
そうすると、心が少しだけ軽くなるような
何か感じることがあるはずです。
絶対にあなたと全く同じ状況で苦しみと闘っている人、世界に1人はいると思います。
その人にあなたの愛♡を送ってみてください。

私はこの方法を試してみて、想像力に助けられることあるんだなと感じました。想像力って実はすごい力を持ってるのでは?!と感じています。ぜひ一度試してみてください!

追伸: 最近思い出したのですが、確かこの方法は、バンクーバーのヨガの先生Arisaさんが瞑想の中で仰ってたことだったと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
良いことありますように!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?