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食卓のこと。

2015/12/26

冬はお家でのごはんが美味しい季節です。
(単に出不精なだけともいう)

夕食を食べたら
一旦食卓を片付けてお茶を淹れ
デザートの時間が必ずあった実家の食卓習慣を
とても素敵だと思う今日この頃です。

思春期の時は本気超うぜー!(怒)って
思って毎日キレてたけど笑
(でも強制参加。そこがいいとこ笑)。

そういうのって意外と残るんだなぁと
最近親にとても感謝していたりします。

一時的に乱れたとしても、
私が結局割とちゃんとした生活に戻っていくのは、

それを心地良いと思うように育ててくれた
母の努力のおかげだと思っています。

目には見えない事だけど、
自分の中にある育ちの面影。
そういうのってさ、何かすごいよね。

母であってもおかしくない年になり、
友人達の子育てなんかを眺めもし、
親から受け継いだもの
そして子へ伝えるものということについて
少し考えてみたりもします。

実際はそんな悠長なこと
言ってられないのかもしれないけれど、

代を繋いでいく、命を繋いでいくって
ものすごいことなのではないか
と今更ながらに思うのです。

それは実際に自分が子供を持つとか
そういうことだけではなくて、
こうしてぼーっと生きていても
それでも若い世代というものも
いつの間にか段々と出来てゆくもので、

まだまだ自分自身色んなことに
初心者でありながらも、
そうでない部分も少しはあって、

自分が伝えられること、
まだまだ伝えて教えてもらうこと、
そして何よりも、
小さな子供達には一体何を
残していけばいいのかな?みたいなこと。

それは表現の時も考えます。
そういうことは大事だと思うから。

そんな中で食卓というものは、
毎日で当り前のことだから、
やっぱりうんと基本なのかもしれないと思う。

私は色んな理由に基づいて、
様々な実験的生活を経てきたけれど、
結局行き着くところは
本当の意味での"美味しい食卓"にしようかなと。
もうこれだけでいいかなって思う。

ごはんって、
美容のためでも健康のためでもなくて、
しあわせと温かい時間の為のもの
だと思うようになってきました。

私は恐らくこの先も
自分のやりたいことや夢を
貫き追い求め通すであろうけど、

そういうこともきっともっと、
毎日の食卓や生活を整えていくことから
繋がっていくようになる気がします。

そしてやっぱり、
どんなに高級なレストランの料理よりも
心地よいお家ごはんが
私は一番好きです。

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