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ちょっとインド行ってきます。

2015/08/23

来月インドへ行ってきます。
私は2009年から大体1.5~2年に一度のペースで
このアシュラムに行っています。
https://www.biharyoga.net/


そこは自分にとって、
何処に属しているわけでもなく何でもない、
フラットでニュートラルな場所。

丁度ワンクールを経た頃に
一旦足を止めてここへ行き、
見つめ直すという感じです。

私達は普段、社会とか世間とか人とか、
色んなことに影響されて、
それらへの反応で
日々が作られていったりもするけれど、

そのサイクルから自分を切り離すということは、
私にとっては定期的なメンテナンスとして
必要なことです。

その連鎖がずっと続いている中で、
その延長線上で自分の人生を考えていると、
よくわからなくなってしまうので。

自分にとって一番大事なことは何なのか?
何をどうしたいのか?
そういうことがよく観える場所です。

ヨガというものが、インドへ行くということが、
自分にとってどういう意味のものなのか、
自分なりに理解するまで
私は結構時間がかかりました。

或いはその意味は時と共に
変わっていくものなのかもしれません。

いずれにせよ、
一番スピリチュアルなプラクティスというのは、

自分に与えられた人生を
全うすることだと私は思っています。
或は、そこに近づく努力をすること。

その為に様々なアプローチ方法や
ツールがあり、何をどう使うか
ということだと思うのです。

なので、ヨガだから、
インドだからということではありません。

ヨガティーチャーになりたいから
定期的に現地に赴いてる
というわけでも全然ありません。

必要だったから巡りあったということ。
色んな形があると思います。

ただ、軸であり、ニュートラルな場所を
心の中に何か一つ持っているということは、

情熱を注ぐものに対しても
人生の主題に対しても、
バランスを取りやすくなるし、

その中心を持つことで、
より純粋に、自分自身に与えられた
人生というストーリーを
真っすぐ楽しめるようになる気がします。

まずはその場所を基盤として自分の中に
しっかりと存在させるまで、
私には少しまとまった勉強時間が
必要だったということかな。

波の乗り方を知らなければ、
安定して波乗りを楽しむことはできません。

そこがしっかり確立できれば、
あとは人それぞれ
自分に与えられた道を、
楽しんで突き進んでいけば
よいじゃないですか。

この世の皆がお坊さんになる為に
生まれてくるわけではないけれど、
それぞれの人生の中で
学び、楽しみ、
何かを愛でていくということは、
割と誰もに共通できることでは
ないかなと思います。

そういうことを
私に教えてくれたのがこの場所です。

ちょっと大変だったけど、
本当の意味は10年後にわかるよと
2回目の時に言われました。そうかも。


現地で過ごす時間は、
前回の宿題を日々の中でどう取り組んだかの
答え合わせでもあり、
そして次の課題を貰う時間でもあります。

行って終わりってわけじゃないんだよね。
寧ろその間の時間を、
こっちでどう過ごすかの方が
大事なことだと私は思っています。

ってか多分、宿題ちゃんとクリアしてないと
私はインドに呼ばれません。笑

勿論、新しい出逢いだとか、景色だとか、
そういう旅らしき瞬間もあるけどね。

見知らぬ激カオスな街の中で、
一人ぽつんと佇みながら、
見るもの聞くもの意味不明で笑、

「あー私今本当にここで一人だわー」と思う瞬間、
めちゃくちゃ孤独になるけれど、
同時に地球とか世界の存在を体感します。

そして心の中に人がいることも。
自分にとっての"何か"は、
外側にあると思っていて、
それで飛び出す感じだった旅も、

段々と、自分の内側にあるもの、
今自分の周りにある大事なものを、
改めて認識するために行っているような、
そんなものに変わってきました。

ハロー インディア!
また来たよー♥
こんな感じです。
(帰るときはもう嫌だー日本帰りたいー泣)って毎回思うよ笑)


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