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イラン、イスラエル攻撃をめぐる「二重基準」を理由に欧州特使を叱りつける

【イラン、イスラエル攻撃をめぐる「ダブルスタンダード」を理由に欧州特使を叱りつける】

- 欧州3カ国はいずれもイランのイスラエル攻撃を非難したが、イスラエルによるイランのダマスカス領事館への先制攻撃は非難しなかった。-

2024.04.14

イラン大使館(フランス・パリ)
(Photo credit: Miguel Medina/AFP via Getty Images)


イラン外務省は4月14日、イランによるイスラエルへの一夜限りの報復攻撃を受け、イギリス、ドイツ、フランスの3カ国の大使を「無責任な立場」とし、召還したと発表した。

イラン外務省の西ヨーロッパ担当局長は、サイモン・シャークリフ英大使、ハンス・ウド・ムゼル独大使、ニコラ・ロシュ仏大使を日曜日に外務省に呼び出した。

昨夜、イラン・イスラム共和国軍がシオニスト政権の軍事基地に対して行った行動は、国際連合憲章第51条に基づくものであり、シオニスト政権の一連の犯罪、特に最近のイラン・イスラム共和国大使館に対する攻撃に対応するものである。」と同局長は欧州特使団に語った。

#イラン がイスラエル軍基地をミサイルとドローンで攻撃したのは、イスラエルが4月1日にダマスカスのイラン領事館を空爆したことへの報復として行われた。

#イスラエル 軍の空爆により、国際法上イランの主権領域とされる場所で、イスラム革命防衛隊(IRGC)トップのモハマド・レザー・ザヘディ准将とその他6人が殺害された。

#イギリス 、#ドイツ、#フランス の大使らはいずれもイランによるイスラエル攻撃を非難したが、今月初めにロシアが草案したイスラエルの #イラン総領事館攻撃 を非難する国連安全保障理事会声明には反対した。

同局長は、欧州3カ国の「#ダブルスタンダード」を非難し、次のように述べた。

「イラン・イスラム共和国は、国連憲章および国際法の原則と目標の堅持を再確認する一方で、いかなる不法な武力行使に対しても、自国の主権、領土保全、国益を断固として守る決意を固めている。

イラン外務省によれば、土曜日のイスラエルに対するミサイルと無人機による攻撃は、

『国連憲章第51条に従い、自衛権の枠内で行われたものであり、

4月1日のダマスカスのイラン大使館領事部の建物への攻撃を含む、この地域のイラン施設への攻撃に対応するもの』であり、

わが国はこれを強く非難した。」


4月1日の総領事館襲撃に加え、イスラエルは近年イランの支援を受けているシリア軍とその武装勢力に対してシリアで数百回の空爆を実施している。

シリアとイランは、シリア民主軍(SDF)のクルド人代理人の助けを借りて、シリア北東部を不法占拠している米軍を追放しようとしている。

(了)

🤔 ヨーロッパでは大使館攻撃は「不問に付される」ようなことなのか❓だとしたら恐ろしい認識だ。

🤔逆にされたらどう言うのだろう❓大騒ぎで即報復の無差別空爆に走るだろう。

😔世界共通のことなのに、どこなら構わなくて、どこならダメ、というのはまさに「ダブルスタンダード」の見本だ。


引用元

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