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米英によるイエメンのフーシ派標的への攻撃に対する世界の反応／Al Jazeera

虹子 Nijiko

【米英によるイエメンのフーシ派標的への攻撃に対する世界の反応】

『🔸米軍は100以上の精密誘導兵器でフーシ派拠点60カ所以上を攻撃と主張』

『🔸現地では首都サヌアなど4地域で、少なくとも23回の攻撃が確認された』

- この地域における最近のエスカレーションに対する国際的な反応の一部を紹介する。-

イエメンのフーシ派の標的に対する米軍主導の連合軍の作戦中、軍艦から発射されるミサイル
（2024年1月12日、非公開の場所から）
［US Central Command/Handout via Reuters

2024.01.12

#米国 と #英国 は、#紅海 で国際海運を標的にしているイラン系反政府勢力 #フーシ派 に対する一連の #イエメン攻撃 を開始した。

#パレスチナ の #ハマス 派を支持するフーシ派は、この攻撃を「野蛮」と呼び、今後も #イスラエル に向かう船舶を標的にすると警告した。イスラエルからのコメントはまだない。

以下は、この地域の緊張をさらに煽る恐れのある攻撃に対する国際的な反応の一部である。

イラン

「今回の攻撃は、パレスチナ人民とガザに包囲された市民に対するシオニスト政権の戦争犯罪に対する、過去約100日間の米国と英国の全面的な支持を拡大するために起こっている」と外務省は声明で述べた。

外務省のナセル・カナニ報道官は次のように述べた：「これらの攻撃は、イエメンの主権と領土保全に対する明らかな侵害であり、国際法違反である。」

サウジアラビア

外務省は空爆後、自制と「エスカレーションの回避」を呼びかけ、「大きな懸念」をもって事態を注視していると述べた。

「王国は、紅海地域の安全と安定を維持することの重要性を強調する。」

トルコ

レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は攻撃を非難し、アメリカとイギリスは「紅海を血の海にしようとしている」と述べた。

「これらの行為はすべて、不釣り合いな武力の行使である。」

彼は述べ、こう付け加えた。

「イスラエルはパレスチナでもこのような不釣り合いな武力行使を行っている。」

ヨルダン

ヨルダンのアイマン・サファディ外相はこう語った：

「イスラエルによるガザへの侵略と、パレスチナ人に対する戦争犯罪を続け、国際法を平気で犯すことが、この地域で見られる緊張の高まりの原因である。」

国営メディアによると、この地域の安定と安全保障は密接に結びついているとサファディ氏は述べた。

「国際社会は人道的、道徳的、法的、そして安全保障上の岐路に立たされている。」

と彼は付け加えた。

「その責任を負い、イスラエルの傲慢な侵略をやめさせ、民間人を守るか、それともイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と彼の過激派閣僚が、世界平和を脅かす地域戦争に我々を引きずり込むのを許すか、どちらかである。」


NATO

「これらの攻撃は防衛的なものであり、世界で最も重要な水路のひとつにおける航行の自由を守るためのものだ。フーシの）攻撃は終わらせなければならない」と軍事同盟のスポークスマンは語った。

「フーシ勢力はイランによって支援され、供給され、装備されている。だからテヘランには、その代理人を牽制する特別な責任がある」と報道官は付け加えた。

NATOはこの攻撃には関与していないが、アメリカとイギリスは同盟の一員であり、オランダとカナダの2カ国は支援を提供した。

ヒズボラ

イランとフーシ派の同盟国であるレバノンのヒズボラは、アメリカの攻撃は、ワシントンがイスラエルと「完全な協力関係」にあることを裏付けるものだと述べた。

「アメリカは、ガザとこの地域でシオニストの敵が犯した悲劇と虐殺の完全なパートナーである。」

ハマス

今回の空爆を非難したハマス側は声明で、米英両政府は攻撃が地域の安全保障に与えた影響について責任を負うことになるだろうと述べた。

パレスチナ・イスラム聖戦

ガザを拠点とするパレスチナ・グループ「イスラム聖戦」は、今回のエスカレーションは、米政権が「ガザのパレスチナ人民に対して #ジェノサイド の戦争を仕掛けている」ことを裏付けるものだと述べた。

「我々はアラブ・イスラム国家の人々に、ガザとパレスチナのイスラム教徒の聖地を守るために立ち上がったイエメンに対する侵略を拒絶する行動を起こすよう呼びかける。」

ロシア

ロシアは、この攻撃は国際法に違反し、フーシ派による航路への攻撃の停止を要求した国連安全保障理事会決議を不当に利用したものだと述べた。

「米国のイエメン空爆は、アングロサクソンによる国連安保理決議の曲解のもうひとつの例だ」と外務省のマリア・ザハロワ報道官は述べた。

ザハロワ外務省報道官は、空爆は「国際法を完全に無視」しており、「地域の状況をエスカレート」させていると述べた。

フランス

フランスは、紅海でのフーシによる商業船への攻撃を改めて非難し、即時停止を求めた。

「これらの武力行動により、フーシ派はこの地域におけるエスカレーションの極めて深刻な責任を負っている」とフランス外務省は声明で述べた。

ドイツ

ドイツ外務省は、今回の攻撃はさらなる攻撃を防ぐためのものだと述べた。「我々の目的は緊張を緩和し、紅海の安定を回復することにある」と同省はXに投稿した。

スペイン

マルガリータ・ロブレス国防相は、米英によるイエメン攻撃の後、スペインは「平和へのコミットメント」から紅海地域に軍事介入することはなく、介入するいかなる国もその行動に答えなければならないと述べた。

マルガリータ・ロブレス国防相は、紅海における他国の行動をマドリードが批判しているわけではないことを強調し、次のように述べた：

「どの国も自国の行動について説明しなければならない。スペインは常に平和と対話のために尽力する」と述べた。

ベルギー

ベルギーのハジャ・ラービブ外相はX日、紅海地域の治安を回復し、その波及を回避するため、欧州連合（EU）や米国のパートナーと協力していると述べた。

「フーシ派による継続的な攻撃は、この地域の安定にとって現実的な危険であり、誰も得をしないエスカレーションである。」

オランダ

「米英の行動は自衛権に基づくもので、自由な通行を保護することを目的とし、非エスカレーションに重点を置いている。

海運国として長い歴史を持つオランダは、自由航行の権利を非常に重視しており、この作戦を支持する」

とマーク・ルッテ首相は述べた。

デンマーク

デンマーク外相ラース・ロッケ・ラスムッセンの声明によれば、デンマークは米英の攻撃を全面的に支持する。

オマーン

オマーンは「友好国」からの軍事行動を非難したと国営メディアが報じた。

バドル・アルブサイディ外相は、今回の攻撃は自国の忠告に反するものであり、極めて危険な状況に拍車をかけるだけだと述べた。

アラブ首長国連邦

アラブ首長国連邦（UAE）は、紅海の海運に対する攻撃について重大な懸念を表明した。

アラブ首長国連邦はまた、この地域の治安と自国の利益を維持することの重要性を強調した。

イラクのハラカット・アル・ヌジャバ

この準軍事組織は、イエメンのフーシ派に対する米英の攻撃を受けて、アメリカの利益と連合国は今後安全ではなくなると警告した。

ミッチ・マコネル米上院共和党党首

マコネルは、「紅海での国際通商を激しく妨害し、アメリカの船舶を攻撃しているイランに支援されたフーシ派のテロリスト」に対するアメリカ主導の連合軍の作戦を歓迎した。

「イランの代理勢力に対して軍事力を行使するというバイデン大統領の決断は、遅きに失した。この作戦が、イランとその代理勢力に対するバイデン政権のアプローチに永続的な変化をもたらすことを期待している」と述べた。

民主党のロ・カンナ下院議員

カンナ氏は、ジョー・バイデン大統領は「イエメンのフーシ派に対する攻撃を開始し、中東紛争に巻き込まれる前に議会に来る必要がある」と述べた。

「それが憲法第1条だ。ホワイトハウスが民主党であろうと共和党であろうと、私はそのために立ち上がる。」

民主党のヴァル・ホイル下院議員

ホイル氏は、「空爆は議会によって承認されたものではない」と強調した。

「憲法は明瞭である。議会は海外紛争への軍事介入を承認する唯一の権限を持っている。すべての大統領は、党派に関係なく、まず議会に来て軍事的承認を求めなければならない。」

ジェレミー・コービン英国議員

イギリスの国会議員で元労働党党首のジェレミー・コービンは、今回の軍事行動は「死と苦しみを増やすだけの無謀なエスカレーション行為」だと述べた。

「議会に相談すらなかったことは、まったく不名誉なことだ。私たちはいつになったら過ちから学び、戦争が解決策ではないことに気づくのだろうか」とコービンはXに書いた。

英国議員ダイアン・アボット

英国の無所属議員、ダイアン・アボット氏は、英国政府がガザでの停戦を支援すべき時に、その代わりに「フーシ派に対する米国の支援のためにジェット戦闘機を送っている」と述べた。

「議会の承認もなく、どこで終わるのか見当もつかない。」

（了）

イエメン最高政治評議会のメンバー、モハメド・アリ・アル＝フーシ

「我々（イエメン）はアメリカの海岸を攻撃していないし、アメリカの都市を攻撃していない。

あなた方はナチスであり、わが国への攻撃はテロ行為だ。

あなた方とイギリス人は変質者であり、変質の支援者だ。

この群衆は、あなた方アメリカ人がイギリス人同様、殺人者であることを知っている。」


スロバキア国会のルボス・ブラガ副議長

「西側諸国全体がアメリカの侵略を非難し、アメリカ人選手のスポーツ大会への参加を禁止することを期待する。」

引用元

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