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アメリカ、シリアでロシア軍攻撃に過激派を参加させる/The Cradle

【アメリカ、シリアでロシア軍攻撃に過激派を参加させる : 政府高官】

- ワシントンは、シリアの過激派組織に無人機やその他の先端兵器を提供し、戦乱の国の不安定性を高めている。-

2024.01.26

#ロシア 大統領のシリア特使アレクサンドル・ラブレンチエフは、ワシントンがシリアの武装集団に指示して、シリアのロシア軍に対する攻撃を実行させていると非難した。

「 #アメリカ は、#シリア の武装勢力の中から、シリアにいる#ロシア軍 に最大の損害を与えるような任務を指定しているようだ

とラヴレンチエフは1月26日に述べた。

ラヴレンチエフは、これらの攻撃はシリア南部のロシア軍だけでなく、2018年の合意に沿ってロシア軍とトルコ軍がパトロールしているシリア北西部のイドリブ非エスカレーション地帯と呼ばれる場所でも計画されていると付け加えた。

「アメリカは(......)フメイミム基地を含む空襲を実行できるように、近代的な武器と無人偵察機を(過激派グループに)供給し始めている。」

フメイミムはシリアの都市ラタキアの南東に位置するロシアが運営する軍事基地である。過去に敵対的な未確認ドローンがフメイミム基地に接近したことがある。

10月3日、イドリブを拠点とする過激派は、ホムス市の混雑した軍事大学に向けて無人機を発射し、数十人の市民と卒業した将校を殺害した。

ロシア当局は、米国がシリア、特にワシントンのアル・タンフ軍事基地内に過激派武装勢力を匿い、訓練していることを繰り返し非難している。

ロシアとシリアの当局者はまた、米軍が #ISIS に後方支援を提供し、アル・タンフ基地を囲む55キロの地域で活動することを許可していると非難している。

ラヴレンチエフの発言は、ISISがシリアで復活を遂げつつあるときに飛び出した。

同国の領土の大半を失っているにもかかわらず、同グループの細胞はシリアの砂漠で活動しており、地理的にアル・タンフとその周辺55キロの地域とつながっている。

このISIS活動の顕著な復活は、ガザを支援し米国のイスラエル支援を拒否するイラク抵抗派によるシリアとイラクの米軍基地への継続的な攻撃と一致している。

10月以来、イラク抵抗勢力は米軍基地に対して少なくとも153回の攻撃を行った。

米当局者らも、イラクからの米軍撤退に向けた日程をイラク政府と確立するための協議を行っていると伝えられている。

しかし関係者らはロイターに対し、協議は「結果は不透明で、米軍撤退は差し迫ったものではなく、それ以上ではないにしても数カ月かかる見通しだ」と語った。

シリアの米軍基地が砲撃にさらされる中、米国が支援するクルド人民兵組織であり、米国による同国の油田占領の監視を支援するシリア民主軍(SDF)も昨年8月以来、シリア政府の支援を受けてアラブ部族による広範な反乱に直面している。

(了)

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