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イスラエルはガザで国際法に違反した可能性が高いが、武器移転を止める「証拠はない」: ホワイトハウス

【イスラエルはガザで国際法に違反した可能性が高いが、武器移転を止める「証拠はない」: ホワイトハウス】

- 非常に矛盾した報告書の中で、ワシントンは、ガザにおけるパレスチナ人の大量虐殺に拍車をかけている武器の受け渡しを脅かす可能性のある評価を下すには至らなかった。-

News Desk
2024.05.11

(Photo Credit: US Marine Corps/Lance Cpl. Emma Gray)


ホワイトハウスは5月10日、#ガザ での大量虐殺戦争における #イスラエル の行為について、待望の報告書を発表した。

テルアビブが #アメリカ 提供の武器を国際法に「矛盾する」方法で使用したと「評価するのは妥当である」であるとしながらも、現在進行中の軍事援助に終止符を打つような違反行為を特定するには至らなかった。

国務省が起草した報告書は、「10月7日以降、イスラエルの治安部隊が、IHL(国際人道法)の義務や、民間人の被害を軽減するための確立されたベストプラクティスと矛盾する形で、NSM-20(国家安全保障覚書)の対象となる防衛兵器を使用したと評価することは妥当である」と述べている。

ホワイトハウスは2月にNSM-20を発表し、イスラエルやその他の軍事援助を受けている国に対し、アメリカから供与されたすべての武器が『国際法に合致した方法で』使用されることを文書で保証するよう求めた。

報告書はまた、アメリカ政府が #国際人道法 に従ってアメリカの兵器を使用するというイスラエルの保証を「信用でき、信頼できる」と判断したと述べている。

「イスラエルは、軍事作戦における民間人の被害を軽減するためのベストプラクティスを実施するための知識、経験、手段を持っている」と報告書は述べているが、しかし、「民間人の死傷者の多さなど、現場での結果は大きな疑問を投げかけている」と指摘している。

この非常に矛盾した報告書はまた、アメリカがイスラエルから証拠を入手することに関する『制限』を指摘し、当局者は特定の事件に関して『要請に応じて』いくつかの情報を提供したが、『より詳細な情報が必要である』と強調している。

「我々はイスラエルの手続きや規則について洞察を得てきたが、これらのプロセスがどのように実施されるかについては完全な情報を持っていない」と報告書は述べている。

イスラエルは(国際人道法違反を)検証するための完全な情報を共有していない。

イスラエルによる大量虐殺作戦に対するワシントンの控えめな評価は、ガザ地区での死者が3万5000人を超え、その3分の2以上が女性と子供であり、1万人以上のパレスチナ人が未だにガザ地区全域で行方不明となっており、数百人が集団墓地で見つかっている中で行われた。

さらに、世界食糧計画(WFP)の責任者が、狭い飛び地の北部で「本格的な飢饉」を宣言したように、イスラエルによる人道援助物資の輸送に対する新たな封鎖を受けた。

さらに、西側メディアの報道は、イスラエルの収容所に収容されているガザ人が受けた「衝撃的な #虐待 」を明らかにしており、その虐待は激しい #拷問 から絶え間ない手錠による日常的な四肢の切断にまで及ぶ。

(了)


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