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12サインの解説(クオリティ/エレメント/半球の解説もアリ)

クオリティ/エレメント/半球/12サインの性質やテーマ(ASCやMCなども参考に)

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この記事での解説はAkane Nishimuraが提唱する"プレセッションアストロロジー"のホロスコープを前提としています。ご了承の上、記事のご購入をお願い致します。プレセッションアストロロジーについての詳細はHPをご覧下さい。http://lucypan.sakura.ne.jp
※天体と脳内伝達物質などの関連は独自の解釈です。
※解説によっては職業の例を挙げていますが、ほんの一例にすぎません。
※天体やハウスについてはそれぞれに対応するサインの解説をご参照ください。
※この記事の文章やアイディアは全てAkane Nishimuraによるものです。無断転載や解釈の引用はお控えいただくか、引用の際は必ずこちらの記事のリンクをお貼りください。


はじめに

12サインやあらゆる天体は、私たち1人1人に全て内包されています。

「自分はこのサインに天体を持っている、このサインには持っていない。」
「このハウスに天体がある、このハウスにはない。」
ホロスコープを見るとき、この「ある、ない」にという限られた意識に囚われる人は多いものです。
ホロスコープは「地球で生まれた自分を中心とした、自分が生まれた瞬間の宇宙全体の転写図」であり、基本として「12サインと12ハウス、そしてあらゆる天体は(宇宙は)全て自分に内包されている」ということを覚えておいてください。ホロスコープを見る上で「全ては自分である、全ては自分の魂意識が創造している」という視点は欠かせないものになります。
全ての天体とサインが私たちの中に内包されている。
これは、私たちの体に脳、心臓、胃などそれぞれの機能を持つ内臓や神経や細胞が内包されて(集合してそ組織していることで)初めて1つの「人間」として機能しているのと同じことです。天体はこの宇宙を(自分自身を)構成する1つ1つの歯車であり機能です。これが人体でいう内臓だとするならば、12サインやハウスは「その内臓がどんな性質か」という個性や性格の色付けのようなものです。「ホロスコープ」は、あなたの自身のレントゲンみたいなものだということです。

12サインに「支配星」というシステムがあるのは、ホロスコープに「天体」を持っている時点でそれを支配する12サインの要素もあなたは全て持っているのですよ、という証拠であるというか、その「全体で機能している」仕組みこそが宇宙の(自分の)システムであり、それを示しているのがホロスコープである、ということなのです。

で、この「全ての要素」の中で、私たち(の魂)は「強化ポイントを選択する」ことによって個性や役割を演じています。色々な人がいて、それぞれに得意なことがあって、それで共同創造が面白くなるわけです。
「無限の選択肢の中から、自分の魂が選択した結果が自分のホロスコープである」というわけです。
私たちのネイタルチャートで天体やアングルによって「強化」しているポイントは(太陽が〇〇座であるとか、MCが〇〇座であるとか)、魂がこの地球での人間ゲームを始めるにあたって「この宇宙での共同創造で、特にこういう周波数を体現する存在を演じます」と自ら選んだ設定に過ぎないということです。「自分は〇〇座だから〇〇な性格」という見方もいいのですが、「なぜ自分(の魂)はこのサインを選んだのだろう」くらいの視点でホロスコープを見る方が、より創造的です。

そしてやはり、忘れてはいけないポイントは「自分は12サイン全ての要素を持っている」のだということ。例えば「私は蠍座には天体がないので、蠍座的要素は私には無い」なんてことはあり得ない、ということです。チャートに「蠍座」が表示されている限り、そしてその支配星の冥王星がチャートにある限り、あなたは絶対的に"蠍座的側面"を持っているし、これは他全ての天体とサインも同様で、それはあなたを機能させている大事な要素の1つだということです。


"12サイン解説の見方の1つの例として"
例えば自分の太陽が蟹座で、水星が合していて、そこに山羊座の海王星が180度している。
というような場合は、太陽の性質に「蟹座」「双子座と乙女座(水星が支配星)」「魚座(海王星が支配星)」「山羊座」が複合的に含まれてくるので、この4つの解説を全て参考にしてみてください。この場合、公転周期が最も遅い「海王星」の性質を本人が自覚している場合がほとんどで、実際にその天体が最も強く影響するので「魚座」の性質が自分の個性の多くに影響を与えている、と捉えるといいです。(太陽が蟹座であることに変わりはないので、蟹座の性質に魚座の性質が強く加わっている、と捉えるといいです)さらにその太陽がプレセッション式で5室に入ってるのであれば「獅子座」も参考にしてください。
この例の場合、クオリティの性質的には「活動」「不動」「柔軟」全て含まれています。
このように、ホロスコープは非常に複雑で複合的な情報ツールです。
何も基礎知識のない人が簡単に読めるものではない、ということは十分にご理解いただければと思います。
まずは12サインの特性を理解して、そこから自分のホロスコープと照らし合わせつつ、性質を分析していってみてください。
また、天体やハウスの性質はそれらが表示されている項目をご参考ください。


以下より
『クオリティ』『エレメント』『半球』『12サイン』
の解説になります。

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