「恐れ」は人体の機能であり、思考(知覚)に反応している。自分が作り出した迷信から抜け出そう。
こんにちはAkaneです。
今日は「恐れ」についてのお話。
昨今「恐れの手放し」なんて言葉もよく聞きますが、
恐れをなかなか手放せない、という人が多いのも事実です。
そもそも「恐れ」の正体は何なのか?実はそれを知ることが大きなポイントなんです。
結論から言うと
恐れは私たち人間のDNAの生存本能としての機能です。
死なないように、そのために感じるシグナルであり「反応」です。
飢餓にならないように、仲間外れにならないように、子孫が残せるように....
最も原始的な、コミュニティを形成して生きる生き物である人間として生存していくための機能として「恐れセンサー」が搭載されているわけです。
ということは。
「恐れ」は「自分の命を守るために存在している」
わけです。
つまり「自分への愛」なんです。
今回の記事でまず解説したかったのは、ここです。
「恐れも自分への愛である」。
これが分かれば、恐れとの「共存」がまず可能になります。
恐れが出てきた時に「ああ自分が自分を守ろうとしてくれている」と
即座に理解することができるからです。
これはもはや全て冥王星の話になります。
で、問題はこの「恐れの機能」がDNAの本能レベルのものなので、皆それに対して「無意識である」ということなんです。
だから、「自分が無意識に感じる恐れを恐れる」ということが起きてくる。
この「恐れの正体=DNAの機能」を知らないと、そして自分の意識や思考に無意識でいると、この”本能”のみに振り回されてしまう。迷信などを恐れる心理も同じです。
ここで「思考/知る」が大きな鍵になります。
皆さんは今、迷信を盲信する昔の人を「無知」だと思うでしょう。
雷におへそが取られるとか、夜に爪を切ると親の死に目にあえないとか。
でも、今この瞬間これと全く同じことを自分の頭の中でやってしまっている人は、結構多いと思います。
「恐れが先立つあまりに、それを回避したいがあまりに、恐れを自分で作り出してしまう」
これはDNAの恐れセンサーが強い人がよくハマりがちな思考です。
つまり思考が本能に支配されちゃっているんですね。
人間は「知らないこと」を恐れます。
これも本能です。
多くの人間が「暗い場所」に恐れを感じるのは何故でしょう?
原始時代の人間の目線になれば分かります。暗い場所や夜に道を照らす電気もないし、Googleマップもないし、明日の天気も分からない。道路も看板ももちろんない。初めて行く場所に生死を脅かすリスクがあれば死んでしまうわけですから、「分からない、知らない=怖い」であることに越したことはないわけです。だから「知る」ということは、恐れを恐れるという状態から抜け出す唯一の方法なわけです。
今回の記事では「恐れ」に焦点を絞りたいので、そちらに話を戻します。
つまり、「恐れを恐れてしまう」のは「恐れの正体を知らないから」。
ということは、今、2021年に生きる人類がすでに得ている最高の答えを「知って」しまえばいいわけです。
「恐れ」の正体は「人体の生存本能によるただの機能」である。
つまり「恐れ」ですら「自分を守ろうとする自分への愛」である。
恐れは、どこかに潜み私たちを脅かす不可解な存在などではない。
どこかから勝手に湧き出てきて、自分を侵略する存在などではない。
恐れは「外の世界」には存在しない。
私たちの人体の機能がただ、自分を守るために「感じている(反応している)」だけのことである。
“予想的恐れ”はただ、本能的に危険を回避して自分を守ろうとする自分が思考によって作り出しているだけのことである。
生存本能に搭載される「恐れ」の機能があるおかげで
私たちは喉が乾けば水を飲もうと思うし、
身の危険を感じることから離れることができるし、
今この瞬間死なずに済んでるわけです。
だから感謝だし、人間をやっている限り、この機能とは共存してくわけです。
ただ、この↑例で分かるように、
恐れは「リアルな人体の生存を守る」時にだけ使えばいいわけで、
「わざわざ自分の思考で作り出した恐れは”迷信”でしかない」ということです。
「自分で作り出した迷信に恐れている」人はとても多いです。
「恐れ」は「反応」なので
頭で「恐ろしいこと」を考えれば考えるほど、それに自分の体が反応し、危険を察知して恐れを感じます。
思考と知覚は同じだからです。
つまり、
○実際に暗くて未知の場所で身の危険を察して恐れを感じる
のと
○自分の思考で怖いものを想像して恐れを感じる
のでは
「知覚して→恐れを感じる」という全く同じ仕組みである、ということです。
脳と体の連携というのは驚くほど単純です。
つまり「迷信」から抜け出すには
自分の思考を意識的にコントロールする必要があります。
今、自分が何を考えているのか。なぜそれを考えているのか。
オススメなのは
「それは自分が望んでいることなのか?」
を自問自答することです。
「もしかしたらこうなるかもしれない」
「こうなったらどうしよう」
「どうせこうなる」
こんな感じのことを考えている時、
それは、あなたが望んでいることですか?
望んでいないことを想像してわざわざ「恐れている」とすれば
それは「自分で作った迷信」にハマっている証拠です。
自分の思考で作り出した「おとぎ話」でわざわざ自分を怖がらせているわけです。
そして、もう1つ。
それはあなたの利益になることですか?
これも自分の思考を見極めるのにオススメの判断基準です。
自分がわざわざ不安になったり不快になることを考えて、それが自分の利益になるかどうか?
で、利益とは何もお金の話ではありません。
利益=「幸せ」「良い気分」です。
まず自分が、この人生を幸せに生きたいのであれば、今この瞬間いい気分でいたいのであれば、今この瞬間自分に利益のあることを考えましょう。利益のあることに目をむけ、利益のあることをやりましょう。
つまり、自分が幸せを感じられることを選択しましょう。ということです。
ということで今回は「恐れ」についてのお話でした。
「恐れは私たちが人間という生物をやっているからこそ持っているただの機能である」
「恐れは体の反応であり、知覚(思考)によって反応する」
自分の思考に注目しましょう。
今この瞬間自分が何を見て、何を考えているか、分析してみましょう。
自分が幸せな気分になる、自分に利益をもたらす思考を育てていきましょう。
自分が作り出した迷信から抜け出してみましょう。
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