1年半かけて、"私服の制服化"まで移行していった話。

ミニマリストとしては当たり前になっていると思われる"私服の制服化"、
簡単に言えば、毎日同じ服を着ることなのですが、私も今はそう。
「白いシャツに黒いズボン」が私のスタイルです。
私服の制服化には、
・朝着る服に悩むことがなくなる
・洗濯のタイミングで変な組み合わせになることがなくなる
・流行りの影響がないため服へのコストが減る
などメリットはたくさんあるのですが、それは割愛して、
今回"どうやれば私服の制服化に移行できるのか"を自分を例にあげてお話します。
※お金がある人は全捨て、一括買いでサクッとやっちゃってください。
※女性はなかなか難しいかも。すみませんが男性目線で書きます。

ほんととても楽。

私自身このミニマリズムに傾倒して2年くらいですが、私服の制服化が実現できたのは3ヵ月前くらいです。1年半以上もかかりました(笑)　
クタクタに使い切るまでは捨てない、という精神も大事にしたくて徐々に移行しました。
その場合、私服の制服化にもステージがあると考えていて、1st stageはズボンだと思います。

・同じズボンを2枚買う
ズボンは服装においてベースだと思っているので、まずはそこを揃えておくだけで、自然と上の服が安定してきます。
おすすめは黒のテーパードパンツ、夏もいけるし、冬も中にヒートテック仕込めば余裕です。多少フォーマルな場もこなせれるので、万能じゃないかと。
とりあえず同じものを2枚買いましょう。片方を履いているときは片方は洗濯している状態にして使用率を50%にしてあげるのが良いです。3枚にすると1枚は休んでいる時があるので、2枚です。いっときの安らぎもズボンには与えません。
まぁ男性の場合、最悪ズボンなら二日連続同じやつを履いても大丈夫です。洗濯のタイミングが悪ければそうすればいいだけです。
また同時に買うことでほぼほぼ同時にクタってくるので、また同じタイミングで2枚買うことができます。このサイクルでまずベースを固めてしまえば夏はもう完璧です。上の服は何を着ても下が黒なら合いますから。

・秋がくるとシャツとアウターの組み合わせで悩んでしまう
去年の春から夏にかけて、ズボンの制服化に成功した私ですが、まだシャツは何色かありました。
夏はそれでよかったのですが、秋になるとアウターが欲しくなる季節。去年まで着ていた黒のチェスターコートが痛んでしまったので、新しいやつを探したのですが、また黒にすればよかったのにベージュのチェスターコートを買ってしまいました。
すると、中のシャツとの喧嘩が始まってしまいます。白のシャツはマッチするのですが、青のシャツなんて最悪です。そうしてついに居た堪れなくなってしまい、色のあるシャツはリストラさせてしまいました。
捨てる時は「ごめん、ありがとう」と声をかけてあげました。。。

こうして白いシャツを3枚に統一。
ちなみにシャツは2枚ではなく3枚です。シャツは首周りが汚れたりしますから2日連続はなかなか厳しいというジャッジです。ズボンよりも寿命が短いと思うので使用率を30%くらいにして、ズボンと同じタイミングで買い換えられるように調整しています。

・靴下で遊び、靴はひとつに
私は昔から靴下が好きで、よく靴下だけを1日中いろんなショップを回って探したりすることもしていました。ズボンとシャツが黒と白ですから、モノクロすぎるのでせめて足元はカラフルにしないと色素が失われてしまいます。
しかし靴は何足も持ちたくない。靴こそ部屋いたら使わないのだから、ただでさえ使用率が50%くらい。なのでもう一足買うと25%、なるべく増やさない方がいいと思うわけです。靴は何買ってもいいと思いますが、私は白にしています。上から白黒白だとコントラストがあっていいかな、という考え。
だからこそ、靴下はカラフルに4足くらい持っています。単価も安いし。
ここまで全部同じにすることもできますが、そこまでは不必要かなと私は考えています。

よくお世話になっているTabio阪急三番街店さん

ということで私はこのようなフェーズを経て、晴れて"私服の制服化"に到達できました。3ヵ月間、毎日おなじスタイルですが、別に誰に何を言われるでもなく、今日の服装変じゃないかな？みたいな自意識の暴走もなくストレスフリーに過ごしています。
iPhoneやApple Watch、財布は全て黒で統一し、むしろ揃っていることに気持ち良さまで感じています。
もしファッションを考えることにストレスを感じている方、いらっしゃいましたら参考になれば幸いです。

こうづみなと