川上敬太郎

広報ブランディングトレーナー。責任者としてテレビ・新聞・雑誌・web媒体など1000件…

川上敬太郎

広報ブランディングトレーナー。責任者としてテレビ・新聞・雑誌・web媒体など1000件以上のメディア露出を指揮。ワークスタイル研究家として執筆活動なども行う。詳細はこちら⇒https://kkawakami115.wixsite.com/workstyle/pr-branding

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    広報ブランディングトレーナーとして日頃考えていることやお手伝いをしているときに伝えていることなどを不定期に書いています。 広報のことは良く知らないけど興味があるという方や、いま広報活動に携わっているので参考にしたいとか、広報は経営する上で武器になるのか検証したいとか、色んなお立場からご参照いただけますと幸いです。 また、広報ブランディングに関する基本的な考え方はこちらのサイトにも書いておりますので、よろしければ合わせてご参照ください。 ▽広報ブランディングトレーナーのページ▽ https://kkawakami115.wixsite.com/workstyle/pr-branding

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広報ブランディングのすすめ vol.6~広報活動がもたらす“4つの効果”とは?/第3:『防衛効果』と第4:『底上げ効果』

風評被害リスクをなくすことは不可能手広く事業活動を展開すればするほど、SNSや評価サイトなどに悪口などの心ない書き込みをされるようなリスクが増えます。 いまや、誰もがスマートフォンを持ち、いつでもどこからでも世界中に向けて発信ができる時代です。そんなテクノロジーの進化が人々をつなげ、物理的距離を超えたコミュニティを広げる可能性をもたらしました。 それは素晴らしいことですが、インターネット内の情報は玉石混交です。嘘や誹謗中傷など、望ましくない情報も溢れています。さらに厄介な

    • 広報ブランディングのすすめ vol.5~広報活動がもたらす“4つの効果”とは?/第1:『反響効果』と第2:『追い風効果』

      メディア露出がもたらす爆発的な反応テレビや新聞などで知っている会社が取り上げられていると、すごいな!と思うと同時に、「宣伝になりそう」と思ったりもします。 メディアがニュースとして取り上げてくれた場合、かかる費用はゼロですが、ビックリするほど問い合わせが増えたりすることがあるのは事実です。 視聴率が高いテレビ番組などで紹介されたりすると、問い合わせ件数が日ごろとはケタ違いになったり、ホームページにアクセスが集中し過ぎてサーバーがパンクしてしまったりするなど、爆発的な反応が

      • 広報ブランディングのすすめ vol.4~「広報は流行の最前線を追え!」という大間違い

        「広報は流行の最前線を追え!」という大間違い前回、広報活動自体がまず目指すのは、メディアに取り上げてもらうことだとお伝えしました。 では、メディアはどういう情報を取り上げるかというと、視聴者や読者など社会が知りたいと思うニュースバリューがある情報です。 しかし、そう説明すると得てして、「よし、ではいま流行していることに敏感にアンテナを張り、当社も流行の最前線に沿って情報を発信しよう!」と意気込んで、流行を追いかけてしまいがちになります。 ところがこれは、間違った広報活動

        • 広報ブランディングのすすめ vol.3~マーケティング脳と広報脳

          営業職からマーケティング職に変わった時に感じる戸惑い営業職が最も大切にしているのは目の前のお客様の要望に対し、如何に満足していただき、期待を超える対応ができるかということです。 頭の中は、いつもお客様のことでいっぱい。 「A社さんには、そろそろこんな需要があるんじゃないかな」 「今朝の報道を踏まえて、B社さんにこんな提案をしてみよう」 そんな、具体的な目の前の一社、目の前のご担当者を満足、感動させられるような対応に心血を注いでいます。 しかしながら、営業職だった人がマ

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          広報ブランディングのすすめ vol.2~メディアって怖い存在?

          メディアって怖い存在?通常、友人や知人でもいない限り、実際にメディア関係者に会ったことがあるという人は多くはないと思います。 そのため、日ごろの報道などを見ていて「ニュースがあるとドッと押し寄せる」とか「厳しい質問をどんどん投げかける」とか、メディアのことを得体のしれない怖い存在に感じてしまいそうです。 正直、私もメディアは怖い存在だと思っていました。 初めて新聞記者の方にお会いして「◯◯新聞の△△です」と名刺を渡された時は、かなり身構えた記憶があります。 というのも

          広報ブランディングのすすめ vol.2~メディアって怖い存在?

          広報ブランディングのすすめ vol.1~広報と広告の違いって?

          広報と広告の違いって?“広報”という言葉を聞くと、人によって様々な受け取り方があるかもしれません。例えば、 「新しい方針が決まったから、広報して。」 などのように、何らかの情報を告知したり広く知らせること全般を指す場合もあります。 また、広報と広告の違いも、一見わかりにくいかもしれません。テレビなどで流れるCMは広報なのでしょうか、それとも広告なのでしょうか?情報を広く知らせるという意味では広報とも言えそうです。 しかし、広告などと対比される場合の広報は、言葉の意味が

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