見出し画像

読書:紙書籍と電子書籍📖

こんにちは キャリアコンサルタントの斉藤ももです
noteのクリエイターは読書家の方が多い
そう感じています

きっと文章を書くこと・読むこと が
生活の一部になっているのではないでしょうか

書籍の販売実績は

出版業界は決して安泰ではありません
過去に出版社に勤めていた経験のある私
当時から売上減少は深刻でした
少しずつ会社の福利厚生が減っていた気がします…

その中で意外かもしれませんが
2021年は前年を上回っています なんと15年ぶり

要因はコミックだそうです
そして電子書籍の存在も大きいでしょう

現在では紙媒体は20年以上の低下
電子書籍は年々増加となっています

それぞれの良さ

ではどちらが好みですか?
電子? 紙?

私はどちらも使います
購入時に何等かの基準で選択しています
この基準が何なのか明確ではないと思っています

電子書籍で読み切ってから
改めて同じ本を紙で購入することもあります

それぞれのメリットはこんな感じでしょうか
電子書籍メリット
 ・手軽に持ち歩ける
 ・小説なら1000冊以上の本を保存できる
 ・すき間時間に読める
 ・紙よりも安価         など
紙書籍のメリット
 ・信頼性の高さ
 ・記憶に残りやすい
 ・所有の感覚が高い
 ・五感に訴える         など

当然デメリットもあります
メリットは誰でも同様だと思いますが
デメリットの部分で使い分けをしたらいいのかな
と感じています

電子書籍のデメリット
 ・記憶に残りにくい人もいる
 ・当たり前だけど電源が必要
 ・他者に貸せない        など
紙書籍のデメリット
 ・場所をとる
 ・何冊も持ち運べない
 ・紙自体が劣化する       など

メリットデメリットともに
他にもいろいろあると思いますが
自分にとってその本をどんな存在として求めるか
これが判断基準なのではないかと思います

紙書籍の良さを伝え続けて欲しい

デジタル化が進むことは自然の流れだと思います
でも出版業界には紙書籍を大切にし続けて欲しい

私の母は文豪の全集などを持っていました
残念ながら若い頃の私は
ほとんど手に取ることもありませんでした

でも年齢を重ねてみて
重くて決して持ち歩けるサイズではない本たちを
改めて手に取ってページを開くと
その世界に入る扉を開くような気持ちがします
図書館の古い本なども
同様の世界観と集中できる時間が得られます

これは私にとってはデジタルでは得られない
感覚だと思っています

どんな本を電子書籍として読むのか
紙書籍として手元に置いて読むのか
これは人によって異なるので
どんなジャンルを電子で
いわゆる名著と言われるものを紙で
という決めつけも少し違うのではないかと思います

自分にとって重視すべき点は何か
これを購入の時に自然に判断できれば
良い意味で電子と紙の共存で
豊かな読書lifeが作れるのではないでしょうか

最後に

論文 小説 ビジネス書 漫画 アニメ
様々なコンテンツで書籍や読書に対しての
想いや考え方が表現されています

一つの作品を読むと派生的に読書法や作家や作品を
新しく知ることに繋がります

『PSYCHO-PASS』というアニメの槙島聖護というキャラが
読書について語る場面があります

紙の本を買いなよ 電子書籍は味気ない
本はね ただ文字を読むんじゃない 自分の感覚を調整するためのツールでもある
調子の悪い時に本の内容が頭に入ってこないことがある
そういう時は、何が読書の邪魔をしているか考える
調子が悪い時でも、スラスラと内容が入ってくる本もある
なぜそうなのか考える
精神的な調律 チューニングみたいなものかな
調律する際 大事なのは 紙に指で触れている感覚や本をペラペラめくった時 瞬間的に脳の神経を刺激するものだ
『PSYCHO-PASS』#15

私はかなりこの言葉は刺さりました
彼は「電子書籍は味気ない」というくらいなので
紙書籍派といえるでしょう

“電子書籍に紙は淘汰される”
“やっぱり紙がいい”
こうした二極論ではなく
上手く各自の基準で共存させて
残りの人生で一体あと何冊の本が読めるのか
楽しんでいきたいなと思います

今日も 良い一日を


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?