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2014年『MOZU Season2~幻の翼~』感想

2014年ドラマ『MOZU Season2~幻の翼~』(監督/羽住英一郎)観賞。
西島さんは引き続き、倉木尚武役。匿名ジャーナリスト役で蒼井優さん登場。Season2は明星(真木よう子さん)がひたすら痛々しい。倉木の妻、千尋(石田ゆり子さん)が精神を病んだきっかけとなった極秘捜査グラークα作戦を企てた首謀者を知るために、明星が「女」を使って囮捜査をする場面、あれは女性として見ていられなかった。辛いし、気持ち悪い。なんてことをするドラマだ。
しかもそれが功を奏し(ちくしょう……)実は明星がずっと探していた父親は、グラークα作戦で千尋や他の潜入捜査官を拘束していた張本人でロシアとの二重スパイだったと判明。倉木と共に彼の居場所を突き止め、父親の最期をなすすべもなく見守るだけになってしまう。なぜ彼女はこんな辛い目に遭うんだ。ここは地獄ですか? と何度か(゜∇  ゜)←こんな顔になって天を仰ぎました。

一方、味方のような敵のような警視正、津城(小日向文世さん)の謎は映画へと続くのか、ここではすべてが明らかにはならない。登場人物のほとんどが刺されたり撃たれたり車に撥ねられたりしてるのも怖いけれど、このドラマで何が一番怖いかと言うと内部処理と言う名目で、この世にいたはずの、普通に生活していた人間が「いなかったことにされる」部分。
蒼井優さん演じる名波も、真実を話しているのに頭がおかしくなった人間のように扱われ、誰にも相手にされないラストは恐ろしい(新谷が助けに来るかも知れない描写はあり)。相変わらず悪夢のようなドラマでした。Season1に比べ、短い感想ではありますが正直、苦手なシーンが多過ぎてじっくり観られなかったのでこのくらいで。最後に肝心なことを書き忘れていました。新谷和彦(池松壮亮さん)が復活しました。いよいよ、劇場版へ。

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