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Prayer For The Lotus 名義の名前の由来

Prayer For The Lotus とか言うクソ長い名義で音楽を始めたのは確か五年だか六年だか前のことなのですが、今回はその由来について語っていきます。

とつぜんですが皆さんは中国の儒学者であった周敦頤が詠んだ『愛蓮説』をご存じでしょうか。僕はその一節である以下の文がかなり気に入っています。

予独愛蓮之出淤泥而不染、濯清漣而不妖、中通外直、不蔓不枝、香遠益清、亭亭浮植、可遠観而不可褻翫焉。

『愛蓮説』現代語訳(口語訳)・書き下し文と解説 / 漢文 by 走るメロス |マナペディア| (manapedia.jp)

日本語の訳は以下のような感じです。

私はただ一人、蓮が、汚泥から咲き出でてもその泥には染まらず、清らかなさざ波に洗われてもなまめかしさはなく、(茎の)中は穴が通っていて外はまっすぐ(に伸び)、蔓がなく枝がなく、その香は遠くでますます清らかにただよい、まっすぐに清らかに立って、遠くから眺めることはできても手に取ってもてあそぶことはできない様子を愛すのです。

『愛蓮説』現代語訳(口語訳)・書き下し文と解説 / 漢文 by 走るメロス |マナペディア| (manapedia.jp)

この詩の中にもあるように、泥の中から咲いてもその泥に染まらず美しい花を咲かす蓮の花のような存在になりたいとの願いを込めて、蓮を表すLotusを冠した名義を使うことにしたのです。

当時は前の名義での音楽活動を終了して精神状態もどん底、さらに楽器も弾けず音感もない完全な沼状態だったので、そこからでも綺麗に咲きたいと思ったんですよね(そう考えると今も沼のままですが…。)

あと俗な理由ですがエゴサに引っかからないようにしようと言うことでLotusに文章をつなげてPrayer For The Lotusという名義になっています。僕自身仏教徒なのでそこともリンクした名前になっていますね。当時はちょっと宗教っぽい雰囲気の音楽を意識してたのでそことの兼ね合いもあってこの名前です。

こんなことを書いてると活動開始したときのことを思い出しますね…!!!咲くぞ~~~!!!


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