Prayer For The Lotus

Dubstepを作るDJ/Producer。京大生メンヘラオタク。好きなアニメはLai…

Prayer For The Lotus

Dubstepを作るDJ/Producer。京大生メンヘラオタク。好きなアニメはLainとまどマギ。ピアスが好き。音楽はこちらから→ https://soundcloud.com/prayerforthelotus

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Prayer For The Lotusとは(結局)何者なのか

初のnote投稿と言うことでPrayer For The Lotusとは結局なんぞやといったことを書こうと思う。 Prayer For The Lotusという人物はDubstepをメインに作るトラックメイカーだ。そこに京大生だとかメンヘラだとか緑髪ロン毛だとかピアスがいっぱいあいているだとかそういったアイデンティティの切れ端みたいなものがくっついて僕ができている。 なぜ音楽を作り始めたのか聴かれることが多いが、僕という人間は元々はボカロPになりたかったのだ。PSPの初音

    • 音のテクスチャ

      突然だが僕は音楽を聴く時音のテクスチャをまず気にする。おそらく大抵の人はそこに重きを置いてないので割と特殊な気もするが、とにかく僕は音のテクスチャに対する感度が他の感覚より優っているようなのだ。 音のテクスチャとは、大雑把に言えばザラザラとした質感の音とか、この音は滑らかだな、とかそういう話から始まり、Mixの綺麗さやいかに気持ちいい帯域を絶妙な割合で提供してもらえるかというところまで案外幅広い。 たとえば僕は女性声優さんより男性声優さんに魅力を感じる。声のいい男性はいつ

      • 破壊の美学

        Prayer For The Lotusとして僕が扱うテーマの一つに「破壊」がある。人も物も世界も、壊れていた方が美しいから。だから僕の作るサウンドは一貫して破壊的であることを目指している。 僕は、庵野秀明がすきだ。庵野秀明の描き出す破壊シーンはいつだって美しい。庵野秀明の描き出す破壊シーンには「破壊される時に初めてそのものの本質が現れる」という庵野秀明の思想そのものが投影されている。だから庵野秀明の破壊シーンはあんなにも美しい。そして僕も庵野秀明の破壊の美学に共感したうち

        • 文章を書くこと、それもまた救い

          京都大学の英語の過去問の文章に「リンカーンにとって文章を書くことがシェルターとなっていた」みたいな内容の文章があって、非常に共感したことがある。文章を書いたり数学の問題を解いたりしている間は、他の問題を考えなくてすむし、自分の思考をアウトプットすることで頭の中も整理できる。だから文章を書くのがすきだ。控えめに言って何かを書くことはメリットがでかすぎる。 この頃は入試も終わり、大学にもあまり通わなくなって筆記をすることが少なくなってしまった。でもそうすると今度は自分の思考の明

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          仄暗い水の底からを観た感想

          仄暗い水の底から観ました。胸糞というか悲しいと言うか、そんな気持ちの残る映画だった…。最後の方普通に泣きそうだったしこんな悲しい映画だと思ってなかった。 ホラーとしてもジメジメした雰囲気が一貫して統一されてて、当時のフィルムの感じも相まって作品等有の薄暗い印象を後押ししてましたね。 ホラーものにありがちな作り物感というかチープ感みたいなものもあまりなくきちんと話もまとまっていて良かったです。 それと、この映画はエリサ・ラム事件について調べていてみようと思ったのですが、エ

          仄暗い水の底からを観た感想

          【感想】シン・ゴジラを再視聴しました

          本日はシン・ゴジラを再視聴したのでその感想を書いていきます。 まずはじめに言っておくと、僕は庵野秀明監督が大好きなのです。ふしぎの海のナディアなんかはまだ見ていないのでファンを名乗ると怒られてしまいそうですが少なくともこれまで見てきた庵野秀明作品はもれなく大好きで何度も見返しています。そんなわけで庵野秀明作品としてのシン・ゴジラについて感想を書いていきます。 やはり庵野秀明といえば真っ先に思い浮かぶのは破壊シーンですよね。この作品でも例に漏れずゴジラが東京の町を破壊していく

          【感想】シン・ゴジラを再視聴しました

          Prayer For The Lotus 名義の名前の由来

          Prayer For The Lotus とか言うクソ長い名義で音楽を始めたのは確か五年だか六年だか前のことなのですが、今回はその由来について語っていきます。 とつぜんですが皆さんは中国の儒学者であった周敦頤が詠んだ『愛蓮説』をご存じでしょうか。僕はその一節である以下の文がかなり気に入っています。 日本語の訳は以下のような感じです。 この詩の中にもあるように、泥の中から咲いてもその泥に染まらず美しい花を咲かす蓮の花のような存在になりたいとの願いを込めて、蓮を表すLotu

          Prayer For The Lotus 名義の名前の由来

          胎動 Nyarlathotep EP について語るか

          胎動 Nyarlathotep EPについて、覚えてる範囲でちょっと裏話的な物を。 まだチェックしてないよってかたは下記ツイートを是非ご確認ください。 https://twitter.com/Prayer4TheLotus/status/1639221181021827072?s=20 1.胎動 一曲目ですね。自分の世界観に導入するための役割で作ったのでクラブでの使用はあまり考えていない曲です。ですがこのEPの世界観を一番表せてる曲かと思います。かなりお気に入りの一曲です

          胎動 Nyarlathotep EP について語るか

          さよならを教えて初見プレイの感想

          三大電波ゲーの一角として名高い「さよならを教えて」を前情報なしでプレイしました。結論から言ってしまうとマジで人生でこの作品に出会えて良かったと思いましたね。 簡潔に感想を述べると、「いい意味でめちゃくちゃ気持ち悪いゲーム」って感じです。人間の内面のコンプレックスや人間が生来抱えている残虐性なんかのドロドロしたものが主人公の幻覚の世界で生々しく描かれていたのが非常に印象的でした。 そしてここまで「気持ちの悪い」ゲームなのにその中に美しさというか、俗物的な言い方をしてしまうと

          さよならを教えて初見プレイの感想

          コアなSkrillexファンだけが知ってる日本語の曲がある

          皆さんはSkrillexがSkrillex名義を名乗る前、Sonny名義で日本語の曲を歌っていたのをご存知だろうか。Gypsyhook EPに収録されているKai Suiという曲であり、これは同じくSonnyの曲であるMoraという曲の日本語版としてSkrillex本人が歌っている曲である。 Skrillexといえば親日家ということで有名であるし、元々はFrom First To Lastというバンドのボーカルを務めていたので、Skrillexが日本語で歌うというのも考えて

          コアなSkrillexファンだけが知ってる日本語の曲がある

          京都大学に入れば社会に適合できると思っていた

          京都大学に入れば社会に適合できると思っていた。僕みたいに二浪した挙句メンタルクリニックのお世話になるような、明らかに社会のハズレ値のオタクでも京都大学でならみんなと馴染んで生活できると思って油断していた。 でも実際そんなことはなかった。そりゃそうである。確かにメディアなんかは「変わった京大生」を探し出してきて発信しているし京大生のイメージといえば変人なのだが、普通に考えてそんな変人ばっかりなわけがない。みんな真っ当に勉強してきて京大の試験に受かってるんだから大抵の人間はレー

          京都大学に入れば社会に適合できると思っていた

          漫画「ガゴゼ」について語る

          突然ですが皆さんはアントンシクさんの漫画ガゴゼをご存知でしょうか。僕はこの漫画が昔から大好きなのですが、比較的マニアックな部類の漫画でありこの漫画について語る相手もいないので誰かに届けばいいなと思いつつnoteに書いて布教することにしました。 この漫画は室町時代を舞台とした、妖怪を題材にした漫画であり、陰陽師の土御門有盛によって力の大部分を奪われた主人公である大鬼ガゴゼが、失った記憶と力を取り戻し有盛を打倒するために冒険するといった内容になっています。 この漫画の好きなと

          漫画「ガゴゼ」について語る

          僕のDTM作業環境について

          DTM作業環境紹介です。僕自身、人のDTM卓周り見るのが好きなので自分のデスク周りも晒していくことにしました。 まずは概観。ピカピカ光ってて鬱陶しいですね。まぁ好きで光らせてるんですが。 まずはPCですが、LenovoのLegion使ってます。CPUはIntel Core i7-9700、メモリは16GBでグラフィックボードはGTX 1650となっております。僕の一番好きなにじさんじライバーの方が案件で紹介してたものなので広い意味での推し活と言えるかもしれない。 次にデ

          僕のDTM作業環境について