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女性のためのヨガの教科書31

ボディメイキング


私今ダイエットしています!

50歳って体型が強制的に変わっていくんだなという実感があって、
努力しないと、痩せているとか太っているではなく、おばさん体型になるんだなと思ったので。

理想のボディイメージはケンダル・ジェンナー。


運動を毎日していても女性はやはりふくよかになっていくんですね。
MetGalaを見ながら結構皆ふくよかで安心したというか、むしろ50歳以後で若い頃と変わらず細い人は老けた印象だった。

だから50歳以降に痩せようとしてしまうと、骨密度や筋肉量が落ちてしまって、さらに年齢重ねた時に貧弱になってしまうから、ボディメイキングの手法で、筋トレや有酸素運動を緩く行っています。

腹筋などは最初キツく感じても、どんどん回数をこなせるようになるから、短くサッと1日一回必ずやると決めています。


私の場合、体重計は乗らないですし、食べたらお腹は多少ぽっこりしますし、
生理中は下腹が張ってレギンスを履き続けると脚が浮腫みます。
それでもまあ良しとしています。

ただお腹や腰回りは努力しか勝たんので、腰を痛めたり、可動域を狭めない範囲でエクササイズが絶対必要。

ピラティスの「ハンドレッド」や「シングルレッグストレッチ」などと、サウナ、自転車などを生活の習慣に。

自分の裸をしっかり見るのが一番自制になりますよね。いろんなところがもっと引き締まっていたのはそんなに遠い昔ではないから頑張る。


ただ前々からエクササイズをすると腰が痛くなりやすかったり、
生理の時のお腹の張りや浮腫み、それから生理痛などが酷くなるなというのが実感。(だから好んでやらない)

少し話はズレますが、気内臓(チネイザン)という内臓気功を少し習っていた時期がありまして、内臓というのは感情と密接に関係しているものだから、「緩める」ことがとても大切、との考え方が身についております。
お腹が柔らかい方が体調は断然良いです。
なので私は硬くなりやすい腸骨筋の辺りをよくほぐしてから、各内臓周りを時々徹底的にお手入れします。
これは手で直接お腹に触れますし、デリケートな部分にも触れていくので、人様に施術は出来ないのですが、各内臓の位置を確かめながら、自分のお腹を触って、硬い場所は温めたりほぐしたりすると絶対に良いのでやってみてください。


対面のヨガクラスでは必ず腹式呼吸でお腹を緩めて頂いてからシャバアサナに入るのですが、これも経験上です。
私は自分がまだ初潮が始まっていない頃にヨガを始めたので、
生理が毎月来るようになってからは、自分のお腹が硬いとその期間が辛くなるのを感覚的にわかっていました。

今思うと高校生の時はほとんど食べないで過ごす無茶なダイエットをしていたように覚えています。
家ではほぼ食事をしていなかったし、深夜までアルバイトしていて、栄養も健康も全く考えていないライフスタイルでした。
便秘でしたし冷え性でしたし、もし自分の娘なら女性の健康をトクトクと説教していたでしょう。
母は多分陰ながら心配していたでしょうけれど、愛情をわかっていなかったんですね。


自分に対して愛情を持つことは、まずは自分の健康を考えることだと思っています。


そしてその健康には4つのカテゴリーがあって、
1、身体の健康
2、愛情の健康
3、社会的な健康
4、金銭、経済的な健康

この4つです。

心の健康というのはこのバランスの結果であって、
ボディメイキングは1だけの課題ではないのですね。

50代の今、自分のトータルな健康状態を考えて行った時に、
1が2に繋がる、2が3に繋がり、3が4に繋がるという順番を間違えてはいけないなと思うようになりました。

だからエクササイズのみ頑張るようなことは致しません。

私の場合、基本的に体幹はしっかりしているので、
徐々に脂肪を減らしていくしかなくて、
10代20代がやるような即席のダイエットなどはすぐ戻るのがわかっているので、食事を減らすより余計なものを摂らない方式です。

普段お酒を飲まないので、炭水化物と糖分や脂肪分に気をつける程度ですが、最近の物価高が影響して、果物やお菓子などを買わないようになりました。衝動で食べてしまうことが減らせればだいぶ変わりますよね。


好まれる女性像も時代とともに結構大きく移り変わっていると思います。


1970年代くらいからの女性のファッションやそれに伴うボディイメージって、それまでの豊満で子宝に恵まれてタフに働けそうなおおらかな感じから、どんどんスレンダーで逞しく社会進出していって、その中であまり「性」を感じさせないような、モデルさんのようなスレンダー体型を皆が目指すようになったように思います。

でもそれでは男性ウケが良くなかった。

それで曲線美の復活、なんてモード紙が取り上げて、
フィットネスが流行した。

そして今現在はそこからさらにただスレンダーなだけではなく、
胸もお尻もしっかりあって、ウエストはいつ誰に見せてもOKなくらい腹筋に縦線が入っていて、という健康的なスーパーボディのイメージが定着しています。


健康って豊かな森や海のイメージなんです。


ただ体型は遺伝子による骨格と体質、日頃の身体の使い方と運動による筋肉の付き方、
生活習慣と食事内容、そして本人のボディイメージが何より影響するものです。

基本は日頃の姿勢。
姿勢は呼吸。
呼吸は精神状態。
精神状態は4つの健康カテゴリーのバランス。

ということで、ヨガ的ボディメイキングは、
外側というよりはもっと内側の、
毛細血管が張り巡らされて結構の良い柔らかい筋肉の、
各神経系統が正常に働き、
脳内の神経伝達がバランスよく働いて、
尚且つ免疫系統が正常に働いて、
排泄力や代謝が良く、
活動と休息のバランスが取れていて、
骨密度や骨髄の造血力も高く、
ストレスではなくセロトニン系の幸せホルモンが多く分泌する、
そんな豊かな身体を作っていきましょうよ、という感じです。


それでもお腹は痩せたいけどね^^


湘南は皆大して体型気にせず、
堂々と水着で歩いてる人多いですよ。隠すより、痩せてるよりその方がハッピーに見える。





ヨガインストラクター歴は18年。既に成人した息子をシングルマザーとして育ててきた経験から、ヨガを軸に、女性の生き方、医療でカバーできない健康のこと、などを発信していきます。