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感 情 移 入

『牧くんには感情移入しようと思わなくっても自然に感情移入したのに、in the skyではどのキャラクターにも感情移入しない』というのがファンの間で話題になってたので
その事ついて書いていきたいと思います。

⚠おっさんずラブin the skyの内容があるので内容を知りたくない方は回れ右をよろしくお願いします。

感情移入

わたしは2018年のおっさんずラブを観て
『なんでこんなにも牧凌太に感情移入してしまうのだろう。』と以前から思っていました。

もちろん林遣都くんが牧くんを演じたのではなく゛生きた゛から、、というのも大きな理由の一つではあるのですが、、

感情移入をするかしないかの理由として私は
『結果に至るまでの過程のシーンがあるかないか』だと思いました。

結果だけでも、その人の人生や生き方がこうだったのかなぁと想像することは出来ます。

しかし事の発端や過程と結果が結びついていないその間の部分を自分の想像で補うということは、それはただの妄想になってしまうと思うんです。

もちろんそういうやり方の
個人個人、観た人がその空白の過程を自分の感性で想像するというスタンスの゛想像力を高めてくれる゛素晴らしい作り方の作品もあるとは思いますが、
『感情移入しようと思ってするのではなく、ただ観ているだけで自然に感情移入する』という事について今回は書いているので、一旦それは置いといて頂けたら幸いです。

今回この感情移入の件で話題にもなっている、おっさんずラブin the sky の3話 例に出すと

『成瀬のお父さんが亡くなった』という結果が分かっても
そこに至るまでの過程や成瀬とお父さんの関係性が分からないと、感情移入することは極めて難しいと思う。

3話で成瀬に妹がいることが分かり(ここで初めて成瀬の家族の話が出た)、
観ている私達が成瀬にお父さんが居るということとお父さんが病気であるということがわかって数十秒後には『今さっき、亡くなりました』というセリフ。

なのでお父さんは登場すらしていないので、感情移入しにいくいと思います。

お父さんが亡くなったという経験を持ってる人なら、
感情移入を場合もあるかもしれないが、それは例外であり感情移入ではなく共感だと私は考えます。

その経験を全くしていない人すらも感情移入させる、、それが感情移入だと思います。

2018年おっさんずラブは登場人物の描写が丁寧に描かれていて、かつ過程と結果がちゃんとあったので感情移入した。

じゃあ、『おっさんずラブin the sky』は丁寧に描かれていないのか?と聞かれたらそれはまだ最終回まで観ないと、ここから過去の説明とかがあるかもしれないので、YESとは言えませんが、、

今のところは、
登場人物が多いからなのか、一人一人の結果や過程などがとぎれとぎれだったり、一部すぎたりするので、丁寧とは言えないと思います。

しかし、ナイトドラマだし、時間帯的に疲れてる方々が多いと思うので、難しくて深いストーリーじゃなくてとにかく笑いたい!楽しみたい!という人にはピッタリだと思います。

なので、『感情移入しないから駄目』とかそういう訳ではありません。

私はまだ、色んな感情や考えが混ざりあってまだしっかりとはハマれてないという感じです。

前作を知らずにみてたらスっとハマれてたのかもしれませんが、やっぱり前作のファンとして色々考えちゃうんです。笑

おっさんずラブin the sky
好きなとこは好きなんですよ、!!


成瀬のグラタンばっかり食べるとことか、
飛行機の模型で一人で眺めてるところとか、
普段笑わないのにふいに見せる笑顔とか、、、めっちゃ大好きです。(´>∀<`)ゝ

シノさんも、予告で見たり、おっさんずラブ関連の雑誌を買って見てる時は正直「この人は好きにならんかもなぁ」と思ってたのですが、
いざドラマを見てみると結構好きになって、
最後に取っておいたショートケーキのいちごをひなちゃんに食べられて叫んでるシーンとか
気づいたら『私がいちごあげるからぁぁぁあ』って叫んでました 笑

先程言った成瀬がお父さんが亡くなってしまうというシーンでも、辛かったのだろうなぁと、どれだけのことを抱え込んでいたんだろうと、涙が溢れました。

『感情移入』はしてませんが、一応、毎週楽しんで観てます!!

でも、、やはりまだまだ『うーん、なんだかなぁ、』と思うところはありますが、最終回までどうなるのか分からないので文句も色々ありますが、、言いません!笑

これから、おっさんずラブin the skyどうなっていくのか楽しみです。!

キャストさん、スタッフさん、がんばれ!!!