プレスリリースのルールを知っておこう!〜基本構成編〜
広報業務DX化相談室の広報相談係です。
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今更と思われる方も多いかもしれませんが、プレスリリースには「型」があります。伝えたい想いだけが先行して、第三者が読んだら「わからない〜」なんて文章になっていませんか。
一応、お約束的なものがあるので、そのルールを理解した上で書いたほうが、効果を最大化できます。
プレスリリースは自社の重大ニュースをメディアにお知らせするお手紙です。なので、大切なお知らせをメディア担当記者の目に留まるカタチに仕上げていきましょう。
メディアの記者は毎日、大量のプレスリリースを受け取るため、わかりやすく書かれていないと、読まれません。
ポイントを押さえ簡潔に書かれていることが重要です。大体、Word原稿で2、3枚に収まるようにします。
プレスリリースの基本構成
企業によりフォーマットは異なりますが、大枠はこのような内容で構成されています。情報を適切な箇所に配置できるよう組み立てていきます。各項目の内容を確認して原稿を書くとき参考にしてください。
ヘッダー
宛名と差出人、リリースを配信した日時を記載し、情報鮮度が分かるようにします。配信日を間違えないよう気をつけましょう。
タイトル
リリースの中で最も重要!メディアの記者が1番最初に目にする箇所です。「ニュースとしての価値があるかどうか」タイトルで判断されます。タイトルに魅力がなければ、本文まで読み進むことはありません。メディアの記者宛には毎日大量のプレスリリースが届き、目を通す必要があるため、「30文字程度の1文」で、内容まで理解できるくらいがベストとされています。
新サービス発表で、サービス名を入れている場合がありますが、文字数に限りがありますので、まだ認知されていないサービス名を入れるより特徴を入れたほうが効果的です。
サブタイトル
タイトルの補足情報となる内容を記載します。
リード文
メディアの記者が次に目を通すのがリード文です。「5W1H」で記載します。タイトルで興味を持ったメディアは、「いつ、誰が、何をする(した)」かを読み、ニュースとしての価値があるかを見極めます。詳細は記載せず、簡潔に事実を伝えます。
本文
リード文に記さなかった情報を「5W5H」の中から情報を整理して、文章を構成し詳細に伝えます。「新情報」「社会的意義」「今後の展望」を盛り込み期待できるサービスとしてアピールします。抽象的な表現をさけ具体的に表現します。数値を盛り込むと具体性が増します。公的機関が公開している数値、データと比較すると、わかりやすくなります。(※データ引用する時は、著作者の許諾が必要な場合もあります。引用を行う場合はよく確認して、引用・転載してください)
ここにサービスの詳細は記載するとダラダラと長くなり伝わりづらくなるので、別枠に記載した方が理解しやすくなります。
イメージ画像
プレスリリース内容を補足する図表やサービスイメージを掲載。「百聞は一見にしかず」見て理解できるインパクトあるビジュアルを添付することにより、記事化の確率もアップします。記事化されることを見込み解像度が高いデータを添付することにより、メディア側も記事化しやすくなります。(一括配信サービスにより添付画像サイズは異なります)リリース掲載には加工した画像を使用しても、添付画像には、文字などを追加していない未加工の画像を添付しておくとメディア側も採用しやすくなります。
サービス詳細
サービスの詳細は、文章ではなくなるべく箇条書き、表などにまとめると理解しやすくなります。サービス、イベントのLPがある場合は、忘れずに記載しましょう。
フッター
メディアが連絡できるよう問い合わせ先を記載します。また、自社情報の詳細もこちらに記載します。
※著作権についてまとめられたページがありましたので、詳細はこちらをご参照ください http://kids.cric.or.jp/index.html
基本のプレスリリースは、ご紹介しました通りですが、プレスリリースには、サービス、商品の紹介のほかにもイベント告知、調査報告、企業動向・実績報告などがあります。各リリース配信会社からもプレスリリースの雛形を公開しています。
書き方がわからなかった場合は、こちらも参照してみてください。
● プレスリリース雛形・テンプレート100選
●【内容別】プレスリリースのテンプレート20選!無料で使えるWordの雛形
● プレスリリース雛形集
● 目的別プレスリリーステンプレート(雛形)一覧
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