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にらたのピアノ曲

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好きな響きと好きな音の並びを組み合わせただけのものです。お気に召していただければさいわいです。
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サクラ

にらた

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Twitterでお知り合いの @taruhi_447 さんのイラストがステキだったので
思わず1曲つくってしまいました。
イラスト → https://twitter.com/taruhi_447/status/1028999991077945346
春の神さまから世界中のすべての風がそよいでるようなイメージです。

個人的にリスペクトしてる古井フラさんが
Twitterに線画イラストをアップされたのですが、
これがなんとも面白いビジュアルで、いかにも曲になりそうな予感がしたので
手元にあった電子ピアノで即座に多重録音をはじめました。

古井フラさんのイラスト → https://twitter.com/furufura7/status/982931750056706050

絵から感じたものをリズムや音型に落

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この夏、叔父が亡くなった。
呉服屋だった。
葬儀も済んだ後、兄弟で形見分けをして、
父が古い図案集を持って帰ってきた。
着物の柄を決めるときに参照していたんだと思う。

そのなかにキツネのような生きものが
楽しく遊んでる絵を見つけて
これがひどく気に入った。

それからまたしばらくして、
というか昨日の夜、
とつぜんピアノ曲が作りたくなった。
およそ4年ぶりのことだ。
音を探りながら、頭の中にあっ

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【クラシック】15秒のピアノ曲【Puppet】

noteではそこそこ好評だったピアノ曲を楽譜付きの動画にしました。
人形がチョコチョコっと出てきて、バン!って倒れる、みたいなイメージです。

ファイルの更新日を見たところ2013年だったので、
たぶん、いまのところ最新のピアノ曲だと思う(もしかしたら最後?※)。

ジャズっぽかったり、リリックだったり、クラシックっぽかったり、
見境なく自分の好きな響きをかき集めてきた感じ。
これ以降、ピアノ曲を新たに作ろうとしていないことから考えるに、
ある程度これで満足してしまったのかもしれない。

※2017年12月に新曲アップしました。
木枯らし

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【クラシック】生まれてはじめて作った曲【Air for Piano】

Air for Piano(ピアノのためのアリア)

14歳の頃だったように思います。
ひとつひとつの音を確認しながら作ってたので
えらく時間が掛かりましたが、
その分、達成感はありました。

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「トッカータ」という言葉は、もともと
オルガンやチェンバロなどの楽器の調子がいいか確かめるために
パラパラっと試しに弾いてみることに由来する、
という話を聞いて、ひどく感銘を受けた。
電気屋さんの楽器コーナーで、こんな曲をパラパラっと試し弾きしてたら
かっこいいだろうなぁと思って作った曲。

バッハやバルトークにあこがれて、こども用の曲集をつくろうと思っていた時期がぼくにもありました。
100曲くらいすぐに作れるだろうと思ってたら、そんなことはぜんぜんなかった。
こどもにはちょっとむずかしいタイトルかもしれないけど、
曲自体がむずかしい(かもしれない)ので、ちょうど良いのではないでしょうか。

バッハやバルトークにあこがれて、こども用の曲集をつくろうと思っていた時期がぼくにもありました。
100曲くらいすぐに作れるだろうと思ってたら、そんなことはぜんぜんなかった。
こういう響きのワルツなら許せる、という気持ちで作ったワルツです。

近現代フランス音楽を聴いているとたびたび
「行列(cortege)」という題の曲に出会う。
イベールやミヨー、デュティーユも「行列」という題を
ある種の音楽形式のように使用してる。
どの曲にも、行進曲とは違う軽やかさがあって、
かねてからぼくはとても好きだった。
好きだから、自分でも作ってみたくなった。

大学の先輩が結婚した。
式に出席したが、入場に使用された曲は、
ふたりに相応しいものとは思えなかった。

もっとワイルドで、だけどエレガントさを失わない感じの曲はないものか、
たとえばバージンロードを大股でガツガツと闊歩して、
カーペットに火がつくというくらいの強烈なイメージが、
この夫妻にはちょうどいいように思えたのだった。

17歳のときの作か?
久石譲しか知らなかったあの頃、
自分なりにオリジナリティを込めようとしたんだろうけど、
どう聴いても・・・久石譲ですね・・・いや、好きな曲なんですけど。

バッハやバルトークにあこがれて、こども用の曲集をつくろうと思っていた時期がぼくにもありました。
100曲くらいすぐに作れるだろうと思ってたら、そんなことはぜんぜんなかった。
「Giocoso」、楽しげに。