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PRマンはインフルエンサーであり   キュレーター

マーケティングやPRの世界でインフルエンサーという言葉が聞かれるようになって、はや10年以上が過ぎ、コミュニケーション、プロモーション手法としてはすっかり定着しています。

タレントやモデルなどの著名人を起用したパワーインフルエンサーから
フォロワー1万人規模のマイクロインフルエンサー、
最近では、Z世代を消費者であると同時に発信者でもあることから、
インフルエンシューマー(インフルエンサー+コンシューマーの造語)と
呼ぶような概念も生まれています。

実は影響力という観点だとPRマンもインフルエンサーとも言えます。

PRマンは、事業会社の広報であっても、PR会社所属であってもメディアや運用しているSNSを通じて、日々その先の生活者に発信しています。

例えば、世帯視聴率10%のテレビ番組で自社や商品が紹介されれば、
数百万の生活者に情報を届きます。
さらに、それが1回だけでなく、様々な種類のメディアやSNSから
横断的に発信されることがあります。
複合的・横断的な情報に触れると、受けての情報に対する態度やリアクションが変わります。
こうなると単なる足し算のリーチではなく、掛け算で影響力が発揮されます。
また、PRマンは「自身の視点」で情報を選択して発信するという点では
「キュレーター」の機能も持ち合わせているとも言えます。

先ほどの「インフルエンシューマー」のようにインルエンサー機能×キュレーター機能を合わせて「インフルエンレーター」と言ってもいいと思います。

PR部門で働く人は、自身を「インフルエンレーター」だと考えると、企業活動にとって非常に重要なお仕事だということが改めてわかると思います。

執筆者:M3カンパニー 松本
https://www.m3com.jp/

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