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ラジオと虚実皮膜の論

今日、日経クロストレンドでこんな記事を読んだ。

私はここで近松門左衛門「虚実皮膜の論」を思い出した。ここでこの論について語れるほどの知識は私にはない。ただ、私は虚構と現実のあわいの、微妙なひだを描くところに芸の真髄はあるという主張だと理解している。

フィクションにリアリティを求め、ノンフィクションに劇的な出来事を求める民衆のあり方は、今も昔も変わらない。一芸を極めた者が今も昔も同じところに行き着くのはむべなるかな。不易流行、不易流行。

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