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【プロジェクト以外に何してる?】デザイングループの「15%ルール」を振り返る

こんにちは、プロダクトデザイングループの小川です。

デザイングループには「業務時間のうち、15%をプロジェクト以外のしごとに使ってOK!」というルールがあります。1か月のうち、おおよそ24時間は自由に使っていいってことですね。

採用面談で「面白い」「うらやましい」と言ってもらえることが多いので、あらためて、使い方と効果について整理してみようと思います。


どんなふうに使ってるのか?

チームメンバーに聞いてみました!だいたい使い方は同じみたい。
スキル研鑽にはアヤシイものが含まれています(笑)

💪組織の運営・業務管理

・デザイングループの定例MTG、相談会
・目標設定やレビュー
・勤怠入力
・1on1
・SNSの投稿
・デザイングループの事例記事の制作
・コンプライアンス研修
・セキュリティチェック
など

🥳D-CAMPの運営

・デザイン考察
・おすすめネタの投稿
・お昼に流しているラジオの企画からオンエアまで
(D-CAMPは、弊社のデザインコミュニティ。デザイナーだけでなく、デザインを知りたい!興味がある!という人々が集っていて、これを書いている時点で251名のメンバーがいます。)

🌱次プロジェクトの種まき・仕込み

・他組織からのデザインに関する相談
・壁打ち相手
・提案活動

🤓スキル研鑽?

・他プロジェクトにトライアル参加(ロゴ作成をお手伝い)
・他メンバーのデザイン成果物レビュー
統括部メンバー森山さんのnoteのサムネ作成(上司のプライバシーを侵害したうえに一部捏造)
・メンバーのスクショで、勝手にオリジナルスタンプづくり

どんな効果があるのか?

この「15%ルール」、プロジェクトに使ってはダメとはしていません。ルールを守ることが良し/悪しではないので、そういう意味では「カルチャーづくり」に近いかもしれません。

みんなの回答を見ると、取組みの向かう先が「個人」と「組織」双方向になっているものがほとんどで、意識して使ってくれているのかなと感じます。素敵。

また、客観的に自分たちのパフォーマンスがわかる、という効果もあります。15%の残りの85%に注目。組成以来「常に求められる組織であること=プロジェクトで85%稼働できていること」というのを、半期ごとの指標として持ち続けています。

15%の使いかた(今後に向けて)

思いついたアイデアを試したり、他チームの人とコラボしたり、生産的な仕事をし続けるには、余白や遊びも大事ですよね。
こうやって整理してみると、「15%ルール」を効果的に使うには、前提として、自分のしごとをコントロールできていることが必要だなと思います。

他にも、イノベーション体質を意識的に作るとか、チャレンジングな取組みをする場合の助走とかにも使えそう。今後も、目的とルールの内容をカスタマイズしながら、いろいろ試していきたいなと思います!



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