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筋を通さない奴って結構いるよね

結論から言うと、僕は信頼してた人に裏切られた。

詳しく話をすると僕はルームシェアをしている。
最初は大学の先輩と2人でシェアハウスだったが
そのうち彼の彼女が仲間入りして3人で住んでいた。

まぁ結局入籍するとまで言っていたカップルが
ありふれた理由で別れ、心の傷を癒すために
先輩は一時的に家を出て友人の家に転がり込んだ。
(恋愛に関してはこちら)

残された僕と先輩の彼女と共同生活をしていたが
彼女は彼女で家を出ていくと言い始めたわけだ。

当人が家に転がり込んできたせいで
今の家に引っ越したのにも関わらず
契約満了を待たずにそそくさと出て行くわけだ。

今後の運営をどうするか先輩に連絡すると
彼女が退去したら友達とそっちの家に戻ると約束し
たわけだが、ついこないだになってそれの
約束も全て頓挫した。

新しい女ができてそっちの生活を優先したいらしい
先輩までもが出ていくと言い始めたのだ。

画して数年一緒に生活したルームメイト達に
尽く面倒ごとを押しつけてトンズラされた訳だ。

どいつもこいつも自己都合で筋を通さない輩な
訳だったが、今回の一件で大きな学びを得た。

やはり信頼と約束というのは似て異なる物だと。
そして重要なのは約束という曖昧なものを
明文化した「契約」が重要なのだ。

親しき仲にこそ契約を


僕は比較的人を信じ易くお人好しな部分が
あるんだが、今回の一件でガラリと考えを変えた。

要するに「筋を通す人間か否か」ここが重要だ。

状態がいい時に人に寛容なのは当たり前だ。
だが自身の状況が悪くなったときに他者に対する
思いやりや筋を通せる人というのはなかなかいない。

故に契約が必要なんだと思う。

別に他人に人格者であれとは言わない。
僕だってそうあれるかなんてわからない訳だ。
ただ最初の決め事ぐらいはしっかり筋を通せと思う

であればそれをしっかり明文化し、条件を列挙し
捺印するレベルで契約書や覚書を作ることが大事だ

約束というのはあやふやであり、信頼と契約は
全くの別物であると今回の一件で学んだ。

別に先輩やその彼女さんを悪い人とは思わない。

だが自身の都合のみでとんとん拍子で話をまとめて
しまったのは些か遺憾であった。
そしてその核となる動機の部分をはぐらかすのも
非常に子どもっぽくて呆れてしまったぐらいだ。

決して悪い人じゃない。
だがもう一緒に何かしたいとは思えない。
これは信頼がなくなってしまったからだと思う。

正直僕はルームメイトとの
最後の話し合いはしたくなかった。
こいつらの顔も見たくないと正直思ったし、
「あぁ。これはいい社会勉強になったな」とまで
思ったぐらいだった。


あと一つこの一件で学んだことは
怒りを超えると人は悲しみ、
悲しみも越えると呆れと悟りの境地に至る、
ということだろう。
おかげでマインドフルネスとストレスフルの間を
彷徨う羽目になった訳だ。

僕は今回「親切だった」だけだ。相手に見返りや
自身のリスクを何も考えていなかった。

皮肉にも先日「見返りを求めず自らの被る不利を承知で手を差し伸べることを親切と言い、
不利を被っても見返りを確約するのが契約である」という評論を目にした訳だ。
もっと早く読んでいればこうはならなかったろうに。

ともかく僕は新たなルームメイトを
探さねばならない。

ちゃんと話し合ってお互いにとってwin-winな
共同生活のできるルームメイトを今度は探したい。

信頼ではなく、契約を以ってして。


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