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季節のイベントとフードロスの関係 フードロス注目記事〈2024年3月9日~3月22日〉

「食」に関するPRを多く手掛ける株式会社ppcでは、一昨年より『フードロス削減プロジェクト』をスタート。
フードロスに関するニュースや、フードロス削減に取り組む学生団体等へのインタビューを発信し、ご覧いただく方にフードロスをより“自分事”として捉えてもらうべく、日々活動を行っています。

44回目となるフードロスまとめ。
お正月にはおせち料理、バレンタインにはチョコレート、節分には恵方巻、クリスマスにはチキンとイチゴのケーキ…季節ごとのイベントでは=(イコール)のように決まったものを買って食べることが多いと思いますが…そんな季節のイベントこそがフードロスを招く一因になっているのではないか?今日はそんな記事をご紹介します。

■日本の季節行事は「食品廃棄の温床」という現実 外国人が驚く「商品の種類」とパッケージの美しさ
東洋経済オンライン 3月9日

2011年の世界の食品廃棄量は13億トンでしたが、たった10年で2倍近い25億トンにまで増えてしまったそうです。
この25億トンという数字は実に「総生産量の40%」の食品が廃棄されているという計算…。
日本だけで見ても1年間で523万トン、日本国民1人当たりで365日毎日おにぎり1個分にあたる114gを捨てていることになります。
ここで冒頭のイベントごとの料理に戻りますが、恵方巻には魚や卵、イチゴのケーキには生クリームとイチゴ…どれも日持ちしない具材が入っていて余ったら廃棄の道しかありません。
食材だけの問題ではなく、春の食材であるイチゴを冬にも食べられるようにするためには”重油を使ってビニールハウスの温度を上げて”栽培しなければならず、それが温室効果ガスの排出にも繋がっているなど問題はフードロスだけではないと気づかされます。

こちらの記事は5ページに及び内容すべてをご紹介することができないので、気になった方は是非リンク先から記事を読んでみて下さい。
イベントが悪いわけでもそのイベントとセットの食べ物が悪いわけでもありません。
けれど、記事内に「作っておいて捨てる」とあるように、捨ててしまう末路にある食材を作ったり運んだりしていることになると考えると…どのようにしたら食品を無駄にせず済むのか?売る側も選ぶ側も意識を変えていかなければいけないなと強く感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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