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#今日のシズる

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シズる株式会社の折田シズるが毎日のシズるをつらつらと書き連ねるnoteです。毎日AM8時に更新をしたいと思います。ぜひシズってください。
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#ととのうプリン

新定番・洋食酒場では「あなたの背徳感」がスパイスに。

新定番・洋食酒場では「あなたの背徳感」がスパイスに。

焼肉トラジのアイスキャンディを食べたことがあるだろうか。

キンキンに冷えたビールで喉を潤したら、厚切りタンを焼き、サンチュも手に取りナムルやキムチとともに巻く。一口で食べると肉汁がいっぱいに広がる。

〆にスンドゥブを飲み干したのち、ゆっくりしているとアイスキャンディーの出番だ。
サービスで出している素朴で冷たいミルクアイス。たしかトラジオリジナルのパッケージである。あれがなんとも言えない幸福感

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美味しいにある喜驚快楽

美味しいにある喜驚快楽

人間が持っているさまざまな感情は喜怒哀楽ですが、美味しいにもさまざま表情があります。

すべてポジティブな意味ですが、それらをまとめると喜驚快楽(ききょうかいらく)になりました。

一つずつ、説明したいと思います。

喜とは、おいしいもので心が弾む気持ち喜の表情は、どんな料理でも可能性はあります。

自分がおいしいと思う味わい、食材、料理に出会うと心がウキウキすると思います。おいしいもの好きはこの

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パーラー大箸流ピーチメルバの作りかた

パーラー大箸流ピーチメルバの作りかた

僕はナメていた、ピーチメルバを。可愛らしい見た目と名前で、自分には関係ないものだと距離を置いていました。しかし、一度食べればその押し寄せる甘酸っぱさの虜になるのは僕だけではないでしょう。定番には理由がある、そう思います。

ピーチメルバとは、パーラー大箸で提供している可愛らしいデザート。
味わいが、完全にレストラン。sioのイズムを感じます。

僕らのイズムは、「美味しい」だけで表せるものではあり

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流行りではなく、食文化をつくる

流行りではなく、食文化をつくる

なんと北戸田駅に『町の洋食 パーラーオオハシ』ができます。
ようやく本日11時からテイクアウトオープンします🥡

元々シェフとROTの創業者である田子さんはお知り合いでしたが、これまで一緒に仕事はできておりませんでした。しかし、シズるができてからはあっという間のゴールイン、スピード婚です。

ROTの方々はとにかく人が良いです。僕たちも採用基準の一つに、良い人であるかどうかを入れているくらいに、

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やるんか、やらないんか?

やるんか、やらないんか?

6月6日奈良で登壇イベントを終えて、中川さんの案内のもとラーメン屋さんに到着しました。

そこには緑色の髪をしたカマキリ好きの料理長とスタッフ4名待っていました。
ここに訪れた理由は、中川さんがやられているN.PARK PROJECTでサポートしているお店だったからです。

実は近畿大学の3年生集まり作っている学生起業の飲食店でした。

黒を基調としたスタイリッシュな店内、カウンターと奥のテーブル

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苦味調味 〜”やみつき”を作り出す魔法の味付け〜

苦味調味 〜”やみつき”を作り出す魔法の味付け〜

”苦味を制するものは、料理を制する”

シェフは、それくらい苦味の重要性を言ってきました。

苦味とは元々毒性のあるものを見極める判断基準であったため、我々が感じる味(甘味、酸味、塩味、うま味)の中で受容体が多く、より敏感に判断できるものです。

また、小さい子はより敏感で、苦味に嫌悪感を抱きます。しかし、体に悪いものを摂取しているわけではないため、成長過程の中で苦味への耐性がつき、ビールやコーヒ

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