見出し画像

"東大"なんかにいくんじゃなかった...!

◆前回の記事が…!

何調子乗ってんねんって言われそうな記事タイトルですが、本題に入る前に、前回ちょうど1ヶ月前に書いたnoteが #勉強 でその週の1位になったようです!読んでくださったみなさんありがとうございました!

前回の記事はこちらから。

Instagramでも1000いいね以上の反応をいただき、皆さんの興味あるお話をお届けできてよかったなと思ってます!

◆"東大"になんていくんじゃなかった?

さて本題に戻って、"東大"になんかいくんじゃなかった。今日はそんなことについて綴ってみようと思います。

"東大"=東京大学、いうまでもなく、最高学府と称される日本一の大学で、僕自身前回の記事で書いたように高校生の頃は浪人してまでいきたいと心から思っていました。

日本一と称されることもそうだし、それに見合う施設環境があること、大学に入ってから(成績順に)専門を選べる"進学振分"と呼ばれる仕組み。
そして、何よりあのしんどい受験勉強をやり切った全国の猛者達が集う中で、切磋琢磨ながら研究に励めることは何より贅沢な環境だと思っていました。

部活でスポーツを頑張っていた方も高いレベルで競い合える楽しさがきっと共感してくださると思います。
まさに同じような期待を僕も"東大"に抱いていてました。

◆入学直後に裏切れれた期待。

期待を胸に入学した"東大"でしたが、いざ入学してみるとその期待はすぐ崩れ去りました。

"燃え尽き症候群"といえばいいのだろうか。"東大"に入学した途端、目的を達して満足したかのような人がめちゃくちゃ多いように僕には見えました。

授業に出ないで学食にたまり、出欠は代理で出してもらい、ノートは試験直前にもらい、よなよな麻雀して、バイトして、単位を落として、、、これらが悪いわけでもないし、僕もしてた部分はあります。ただ接していてこれから受験時代のドンドンやるぞという熱さが残っている人はほとんどいないように感じたのが正直なところです

言われてみれば、"東大"生だって、普通の大学生。そりゃ当たり前。ただ僕がそうなることに事前に気づいてなかっただけだったのかもしれません。

村一番の神童と言われてたり、高校のエースと言われプレッシャーをかけ続けられ10代が、そのプレッシャーから解き放れるのだから、遊び散らかす方が普通かもしれません。

◆"東大"というパワーワード

"東大"というものが、世の中で過剰に美化され、コンテンツ力の強いものとしてよく取り上げられ、煽り倒されていることに、実際に東京大学に入学してやっと気づきました。("東大"と書いてるのは世の中で作られてる偶像的な東京大学の姿ということで…)

知らず知らずのうちに"東大"というものに期待し過ぎていたことに高校生の僕は気づけていませんでした。
メディアとか高校の先生とかに踊らされてたんだなーと今になるとちょっと思います。先生ですら気づいてない可能性あります。東大卒の先生なんてほぼいなかったし。

東京大学に入学したことは後悔はしてないです。ただ世の中で美化された""東大""という場所を目指して、実態以上の期待を持って、入ってしまったことは失敗だったなぁと思ってます。頑張った故に適切な期待感を持って入学してたら嫌な気持ちしなかったかなと思います。

◆東大生よ、もっと頑張れよ!

それと同時に、受験から解き放たれて遊び倒していた東大生に一定の同情はしつつ、けど、もっと頑張れよという気持ちがあったのも事実

僕が進学先として選んだ建築学科は"機畜、化畜、建畜"と言われるくらい(機械学科、化学科、建築学科が大変だというのを揶揄した表現)学内でも有数のハードな学科だったので3年生以降は熱意のある同窓生と切磋琢磨できたのは、ラッキーだったかもしれないです。

◆おかげで学びもあった。

僕の中で、"東大"の誤認事件は自分の中でかなりインパクトがありました。中学受験から考えるとこれまでの人生の半分かけたものが期待外れのものになったので当然です。

それ以降、なるべく実態を捉える意識を持っていろんなことに接するようになったなと思います。何においても過度な期待はしない。就職や転職、独立、属するコミュニティの選択など、その後もそれなりに大きな人生での決め事はありましたが、認識の齟齬は小さくできたのかなと思ってます。

記事読んでくださった方の中にも世の中のイメージが作った東京大学のイメージ"東大"で東京大学を思っている方もいらっしゃるかもしれません。
こんなこといったら怒られてしまいますが、正直、東大生の8割以上はそんなにぶっ飛んだ人ではないなと思います。普通です。ただ、一部意味わからないくらい優秀な人もいました。笑

◆改めて、期待値調整、大事。

東大に限らず、皆さんも目指す先に期待が高まることあるかと思います。それ自体悪いことではないですが、世の中に流れてる情報に踊らされ過ぎず、実態がどうなのかしっかり情報集めて適当な期待値をもって目指していってください!

期待しすぎてせっかく達成したのに満足感があんまりないなんてもったいないので。。。
僕自身記事を書きながら改めて胸に刻みました。東大の合格発表がちょうどこの時期なので、12年前の今頃1番"東大"に胸を躍らせてた自分がいました。12年で結構成長できたかな。どうだろ。笑

この話が何かのご参考になれば。

__

このnoteは東大卒建築家のつじぽよ。が勝手気ままに自分の思考を書き留めるnoteです。

・突然ニートになった話
・顧客力
・君にはビジネスセンスがないと言われた話
・目標設定は低く
…などなど書きたいなと思ってるテーマは色々あります。

よかったらフォローして見てやってください。
 はじめたてのnote  https://note.com/poyostagram0213

この記事が参加している募集

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?