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製薬大手の決算

こんにちは。10月末から上場企業の決算が発表されてきています。今回はその中でも製薬大手の数字を見比べたいと思います。中外製薬は12月決算のため第3四半期の発表、他は第2四半期の発表がありましが、各社公表した第4四半期の予想の数字を比較します。

・製薬大手の決算

・円安を追い風に好調
各社前年比から増収増益のようです。海外の売上が好調でさらに、円安が進み2021年は110円付近で現在脅威の140円台後半になっていてそれだけで約30%違いますね。

・利益に注目
製薬は他の業界と比較すると利益率は高いですね。前職の物流会社は6~7%くらいでした。
さて、表を見ると中外の利益率が約40%と脅威的です。武田は中外の3倍以上の売上がありますが利益はほとんど変わらないですね。ロシュとの提携がうまくいっているのでしょう。国内はロシュ製品を売って儲けて、海外はロシュに売ってもらってあまり手間がかかっていないんだと思います。
利益率めっちゃ大事です。利益率が高い=いろいろなものにお金を回せる余裕がある=設備投資に回せる=会社が成長する=給料が上がるという好循環になるので転職時の参考にもなります。薄利多売の業界はキツイですよ…

まとめ
円安効果が大きいと思いますが、製薬業界が好調なのはいいことです。業界で働いている側の人間は、食品や光熱費の値上げで苦しんでいるので積極的な賃金UPで社員に還元をお願いしたいです。おわり。


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