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どのくらい英語を頑張るべきか問題

留学時も、ワーホリでも、ずっと悩んでいた問題ですが、

どの程度頑張るべきか?

今の私の生活で一日で英語・日本語を使う時間の割合は

・仕事(英語100%):8時間(このうち会話で使っている時間は、日によるが短いときは1時間〜長いと3時間程度。それ以外は基本的には文章を読んで考えている時間。)
・プライベート(英語20%、日本語80%):睡眠時間除く8時間

くらいなんじゃないかと思います。

プライベートの内訳:

・音楽を聴いてる時間・Youtube・インスタを見てる時間(だいたい日本語80%、英語20%くらい):多分5時間くらい(めちゃくちゃ長い)+仕事中JPOPをよく聴いているのでもっと長いかも
・買い物(ネットショッピング、近所のスーパー、カフェなど)(英語100%):まあ長くても1時間くらい
・日本に住んでいる家族や友達と話す時間(日本語100%):日によるが、0〜1時間くらい
・こっちの日本人の友達と話す時間(日本語100%):ほぼゼロ、月1くらいで会うか電話するくらい
・ヨガやmeetup、現地でできた日本人以外の友人と話す時間(英語100%)まあ週に数時間程度

こう考えると、めちゃくちゃ日本語使っちゃってるんですよね。
うーん、すごい。
日本人の知り合いがこちらに多く住んでいるわけでもないのに、もともとが超インドアなせいで、普通に生きてる(主にYoutubeやNetflix を見ている)だけで日本語に囲まれてしまうんですよね。

インドアな性格だと、ほっとくと基本プライベートは日本語ということになってしまいます。

ただでさえ30歳までほぼ日本で暮らしてきてしまったので、もうこれ以上日本語を勉強する必要ないだろ!英語だろ!という感じなのですが、なかなかそううまいことは行きません。

理由:

・シンプルにJPOPが好き(日本独自の音楽・歌詞、いいですよね。心に染みる。洋楽はかっこいいけど心には染みないんじゃ。最近70〜80年代の昭和歌謡にハマってる)
・Netflixで見る欧米ドラマ・映画もまあ面白いときもあるけど、基本ドラマにハマって何シーズンも見続けるみたいなことがあんまりないので、「ストレンジャー・シングスにハマって眠れない」とか「ザ・クイーンで英国王室のことが知れて面白い!」みたいな出来事が発生しません。てか何でみんなそんなすぐ気に入るドラマ見つけられるの?前に友達に勧められてブリジャートンを見たけど、まあまあ面白いかなっていうくらいで「続きが気になるから原書を買って読んじゃった!」みたいな出来事には発展しませんでした。なぜ・・・・
・英国文化にそんなに興味がない。たまにイギリス大好き!ホグワーツ!!!みたいな人いますけど、そんなに興味ない・・・まあ国民性は割と親近感感じるし紅茶も好きだけど、パン・スパゲティより断然米派だし、肉より魚だし、ビスケットとかスイーツが好きなわけでもないので、アフタヌーンティーもサンドイッチだけ食べたいタイプ・・・オワタ・・・
・ちなみにドラマは断然韓ドラ派。そんなにいろいろ手つけてないけど、binge watchingに近いのは基本韓ドラだけです。英語とは・・・

こんな感じで、ほっとくと娯楽が全部日本語(or日本語字幕の韓国語)になってしまうんですよね。
これはかなり厳しいです。なぜなら、今の職場は話す相手が極端に少ないので、結局その特定の相手に合わせた英語(内容や発音など)だけ習得することになってしまう&会話と言っても自分が話している時間はそれほど長くないので、スピーキングがほぼ伸びてる実感がありません。
ちょっと前まではイギリス人の彼氏がいたので、休みの日はだいたい彼氏と過ごしたり(結構私が話す時間が長かったです)、平日も電話で1時間ほどほぼ毎日話していたので、割とアウトプットの時間もあったのですが、今はそれもありません(悲しい)。

そして私は、娯楽=本当にシンプルにpleasureであるもの、その瞬間の楽しさの追求、だという信念を抱いておりまして、絶対に娯楽に生産性や意味などを入れてはならないと思っております。娯楽を英語学習が侵食し始めた時・・・それは、もはや娯楽ではなくなるのです。

考えてみてください。明日世界が滅亡するとしたら、英語勉強しますか?しませんよね。普通に寿司食べて日本語で家族にありがとうって言いますよね。そういうことです。

熱くなってしまいました。

そういうわけで、正直せっかくのプライベートな時間に無理矢理Youtubeで英語の動画見たりするのは避けたいのですが、英語に触れる時間を増やすためにやむを得ず洋書を読み始めることにしました。日常生活ではほぼ使わない、ちょっと難しい単語に触れる機会を増やすということでもあります。

留学なしで同時通訳家をされている方が「辞書を引かず、とにかくわからないなりに洋書を読み続けていくと5冊目くらいで面白く読めるようになってきた」というお話をされていたというのを耳にし、それにチャレンジしようと思った次第です。

本はこれです。
400ページほどでしたが、結構面白かったです。もちろんわからない単語はいっぱいありましたし、意味がわからなくて1パラグラフ分くらい情景が描けない部分などもありましたが、全体の筋はちゃんと追えましたし、読みながら展開にハラハラしたり、主人公の行動に歯痒さを感じたり、自分ならどうするかなんて考えたりして、割と感情移入して読めたんじゃないかと思います。
割と土日にたくさん読んで、平日は内容を忘れない程度に読み進めて、だいたい10日くらいで読み終わりました。

以前にも何度か洋書にチャレンジしようと思ったことがあるのですが、その際はわからない単語をその場で調べつつだったので、読書の際のスピード感がなく、もう完全に英語学習と化してしまっていたのが面白くなかった原因かなと思います。
私は普段は割と仕事中でわからない言葉があったらすぐ辞書を引いて、その場で自作の単語ノート(基本的に英日ではなく英英にすることを意識しています)に書き留めるので、その癖がついてしまって、洋画をみているときも気になる単語があると思わず一旦停止して辞書を引いてしまうのですが、そうすると一気に面白さがなくなってしまいます。どうしても英語力を上げたいという気持ちが強いのかもしれません。今回も、本を読んでいて何度も出てくる単語で何回出てきても意味が推測できないものなんかはめちゃくちゃ調べたくなってしまうのですが、それを禁止してとにかく読み進めていきました。

結局これで単語力が伸びているのかどうかは不明なのですが、日本語もそうですけど、例えば小学生のとき、わからない単語があったときいちいち辞書で意味を調べたりなんかしなかったですよね。まあだいたい前後の文脈からこんな意味だろうと推測して、でもとにかくわからないなりにたくさん読んだり、聞いたり、真似して使ってみたりして、周りの大人や友達に訂正されたりたまに笑われたり先生に添削されたりを繰り返して完璧な日本語に近づいていったと思います。それに近いことをやろうという試みです。

もちろん座学の時間も重要ですし、私は今後も文法やライティングなどを教室に通って勉強していきたいと思っていますが、私の今の英語力的には、それと同時にナチュラルな方法で英語を使う時間を増やして慣れていくこともとても大事なんじゃないかと思っています。今回の本でも、多分留学前、大学生のころは今のように楽しんで読むことはできなかったんじゃないかと思います。そのくらいの英語力はついてきたという自負はあるので、座学とともに、英語「で」楽しむ時間も増やしていきたいと思っています。できれば。。

そうは言いつつ、娯楽で日本語を完全に禁止したり家族や友達とのLINE禁止したりすると本当に一瞬でメンタルが終わるのは目に見えているので、完全思考停止でただただダラダラみて心の底から笑えたり癒されたりする日本語コンテンツも今まで通り楽しみたいと思いますし、家族や友達に愚痴る時間もいっぱいいっぱい取っていきたいと思います。

では。



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