一文字弥太郎さんを偲んで
2月19日、信じられないようなニュースを聞きました。
RCCラジオのパーソナリティである一文字弥太郎さんが亡くなられた、と。
※今日の記事は、広島に住んでいる、または住んでいた方で、RCCラジオをご存知の方にしかわからないかもしれません。
僕が中学生になった1991年。
当時はRCCラジオで夜9時から放送される「びしびしばしばしらんらんラジオ」というラジオ番組を、おそらくクラスの半分は聞いていたと思います。
その番組のメインパーソナリティが、一文字弥太郎さんでした。
番組内での企画に、リスナーがハガキを出して応募するというアナログな時代です。
一文字さんがプロレス大好きだったため、ペルネームではなく、リングネームと呼んでいました。
「ハガキ職人」という言葉があり、何度も紹介される常連さんが羨ましかったです。
番組内で、高校の「生徒会長対抗」や「新入生対抗」のクイズ大会も開催されました。
その時間に電話をつないでクイズに答えるという形式で、高校1年のとき「新入生対抗」に友達が出場したのを覚えています。
とにかく明るい声で、聞いていて楽しい。
偉そうに批判するではなく、「オレについてこい!」という感じでもなく。
一緒に笑い、時に悲しみ、時に怒り…
自らのデートの失敗談「ロングTシャツ事件」を話してくれたときの衝撃は、今でも忘れられません。
多くの中高生のリスナーにとって、兄貴のような存在だったと思います。
今年の1月から体調を崩されていたとのこと。
もうあの明るい声が聞けないと思うと、本当に寂しいです。
一文字弥太郎さんのご冥福をお祈りします。