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初めて会った人に、自分の強み200個言える?と問い詰められた話。

みなさんは自分の強みを200個言えますか?

初対面の人に自分の強み200個言える?と問い詰められた話。

私はとあるプレゼンのイベントに参加するために、名古屋に行き、そこで会ったとある方に問い詰められたのです。

その方は私の5つくらい年上の方で、同業者の方でした。
イベント後に食事にお誘いして話していた時のことでした。

「あらたさんはプレゼンのデザインの仕事をしていますね。(他の人ではなく)、自分に発注するべき理由を200個言えますか?」と彼は言いました。
私は答えました。「200個ですか?」
その人は続けました。「10個でも20個でも100個でもなく」…「200個という数字が肝なんです。」
「それはなぜですか?」
「あらたさんなら1時間もあれば100個くらいは余裕で出てくると思います。ただ、200個と言われたらどうですか。なかなか難しいと思います。その極限を超えて自分の強みを書き出せたら、もう自分に自信しかないですよ。ぜひ紙とペンを用意してやってみてください。」と彼は優しい眼で力強く答えました。

あらたさんなら100個余裕でいけると思います。と言われてちょっと気分が良くなったのも束の間。彼の有無を言わせない鋭い眼光に、私は「やります」と言わざるを得ませんでした。

彼とはその後、たわいもない話や仕事の話もしながら3時間ほど話して、お別れをしました。

次の日、私は東京に戻りました。





僕はそれから、半年間紙とペンを持たなかった。


言い訳はいくらでも言える。
仕事が忙しかったとか。
他にやるべきことがあったとか。
大谷翔平の二刀流の中継を見たかったからとか。

けれども、今シーズンがついに終わってしまった。
そもそも、野球中継はずっとやってるわけでもないので、言い訳でもなんでもないのだが。

なんなら、この記事のこの段落を書いている時点でも、まだやっていない。

怖いのだ。200個出てこなかったらと思うと。
自分の未熟さを直視するのが怖いのだ。

でも、一方でこのまま逃げ続ける自分も見たくはない。

こうして世の中に向けて書くことで、逃げられないようにするしか自分に向き合う方法はないというのは情けないような気もするし、正しいSNSの使い方という言い訳も考えられる。

とにかく、意気込みを書いてみることで気持ちが入るかもしれないと思い、この記事を書いているが、案の定心の余裕が出てきた。

やります。



PowerPointにちょっと一工夫するだけで、ぐっと魅力的になりますよね!