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【2022年7~9月】今年上場した「スライド作成のお手本にしたい」スタートアップ5選
みなさんこんにちは。
資料デザインのリサーチや分析に取り組むパワーポイントのスペシャリスト、パワポ研です。
今回は、2022年7~9月に上場したスタートアップ企業に焦点を当て、その中から特にスライド作成の参考にすべきだと考えられる企業を5社紹介いたします。今回ご紹介する資料は2022年7月〜9月に各社が公開している「事業計画及び成長可能性に関する事項」となります。
なお、この「事業計画及び成長可能性に関する事項」については、宝の宝庫となる可能性を秘めておりますので、別記事で詳しく解説しております。
それでは早速見ていきましょう。
プログリット
(株)プログリットは2022年9月29日に上場した、英会話コーチングのサービスを手がける会社です。「一般教育訓練給付制度」を用いてビジネスパーソンが活用しているイメージが強い会社ですが、現在は祖業であるコーチングサービスに加えてサブスクリプション型の英語学習アプリの提供なども行っています。
パワポのデザインに関しては、オレンジをベースカラーにしたシンプルで見やすい色使いを採用しており、最近流行りの「灰色背景+白色記述スペース」も取り入れております。全体的に余白が大きめのスライドですが、特に強調したい資料に関してはオレンジ色の強弱を上手く使って、メリハリを出している点もgoodポイントですね。
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ジャパニアス
ジャパニアス(株)は2022年9月13日に上場した「先端エンジニアリング事業」をメインに運営する企業です。先端エンジニアリング事業とは、AI、IoT、クラウドなど、時代に対応した最先端のテクノロジーをクライアントに届ける事業の総称を指します。
同社のスライドはほぼ全て「赤」で構成されているのですが、外枠や図表、背景などのレイヤーに合わせた配色が特徴的です。また目立たない形で随所にイラストが配置されているため、それがスライド全体の「硬さ」を緩和する効果をもたらしています。
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クラシコム
(株)クラシコムは2022年8月5日に上場した、ライフカルチャープラットフォームを運営する企業です。北欧食器等を取り扱う「北欧、暮らしの道具店」から事業をスタートさせており、この世界観の延長で様々なチャネルを構築しています。
同社のスライドの特徴はなんといっても写真のクオリティの高さです。ライフカルチャーを扱うという事業の特性上、スライドの掲載されいている一つ一つの写真にこだわりが感じられ、スライド自体で一つの世界観を表現しているようにも見えます。
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ニッソウ
(株)ニッソウは不動産物件のリフォームを主業としている企業です。主に関東圏をターゲットに事業を展開しています。
同社のスライドの特徴は情報量の多さとそれを支える「余白」です。よく見ると文字が密集しているように感じられるスライドが多いのですが、それぞれの文字ブロック間の余白が十分にあるため、それほど圧迫感を感じることはありません。文字数の異なるブロックを同じ大きさの図形で統一することで、視認性を向上させるテクニックも参考になりそうですね。
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参考URL:https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/20220723503608/
INTLOOP
INTLOOP(株)は2022年7月8日に上場した、コンサルティング及び人材派遣関連のサービスを提供している企業です。アクセンチュア出身のメンバーが中心となって2006年に創業され、ここ数年で一気に売上を拡大しました。
スライドデザインの特徴はロゴのベースカラーである2色の青色と、アクセントカラーの赤色の組み合わせを徹底していることです。コンサルティングを本業としているだけあって、同社のスライドの中には相当複雑な図形も登場するのですが、この2色の青+赤という組み合わせを崩すことはなく、高いデザインスキルを保有していることが分かります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。上場するスタートアップ企業のスライドは、今風のデザインを採用している傾向が強く、ビジネスモデルも含め参考になるため、情報収集の効率性が非常に高いコンテンツだと言えます。今回紹介した5社以外のスライドもTwitter等で紹介しておりますので、是非ご覧ください!
パワポ研オリジナルテンプレート
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