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【米軍式】120秒で眠りに入る方法。ベッドで悶々とサヨウナラ
明日に疲れを残さないためにも、さっさと寝たほうがいいのはわかってる・・。
なのに寝る前についついテレビやスマホを見ながら夜ふかししてしまう・・。
心当たりのある人も多いだろうこの現象、実はその日1日に満足できていないのが理由だったりするそうだ。
だから寝る前に自分の気分を良くしてあげるといいんだけど、少なくともスマホやテレビでは満足感はあがらない。無駄に興味を引かれてずーっと見てしまうわりには、得られる満足度は極めて低い。
かといってお酒でも飲んでいい気分になろうとしても、寝る前のアルコール摂取は睡眠が浅くなって脳も体も休まらず、翌日のスタートがつらくなってしまう。
はっきり言おう。
たとえ充実感のない1日だったとしても、さっさとベッドに入るんだ。
そして、昨日の記事「思い通りの人生は、寝る前の時間につくられる」で書いたように、ワクワクすること、楽しいことなどポジティブなイメージを何度も想像するんだ。
その日1日にあまり充実感を感じられなかったとしても、寝る前のポジティブイメージで上書きしてあげることで、潜在意識はその日は充実した日だったものとして記憶し、そのイメージが実現するにはどうすればいいかを考えてくれる。
あまりいいことがなかった1日の最後に、充実感を取り戻そうとしてもできることなんか限られてしまう。いまさら何かやったところで、寝るのが遅くなって翌日が辛くなるだけだ。
だから、いいことがなかったり充実感のない日こそ、早々にベッドに入ってポジティブイメージを想像しながら寝てしまおう。
なかなか寝つけない・・・そんなときは
さっさとベッドに入った。
ワクワクや楽しいことのイメージもしている。
でも、寝つけない・・・
これじゃあ、けっきょく睡眠時間が短くなって翌日に疲れが残るし集中力も下がってしまう。そうして悶々としたりイライラしたりと、さっきまでのポジティブイメージも台無しだ。
そんな人には、「実践した空軍パイロットの9割以上が120秒で眠れた」と評判の米軍式入眠ノウハウを試してみてほしい。
これはアメリカ空軍が、過大な精神的ストレスにさらされる戦闘機パイロットのメンタルエクササイズとして開発したものだ。
方法としては、ベッドで適度に両腕と両脚を開き、リラックスした状態で体の上部から力をゆるめて、各部の緊張を解放していく。そうしてリラックス感が増して眠りに入っていきやすくなるというわけだ。
具体的なステップを解説すると、
1.まず、ゆっくりと呼吸しながら、頭頂部→額、眉間、こめかみ→目→ほほ→口→あご→首の順に、頭部周辺の筋肉をゆるめる。
2.次に、ひきつづきゆっくりと呼吸しながら、肩と腕の力を抜いていく。そのときはベッドや地面に包み込まれて沈み込んでいくのをイメージする。
3.脚も腕や肩と同じように力を抜いていく。
4.全身の力が抜けたら、最後にしばらく何も考えずぼーっとする。
ステップ4で無になってぼーっとしたあと、そのまま寝てしまえばそれでよいし、もしそれですぐに寝られなくても、いくらか良い気分になっていると思うのでじきに寝られるはずだ。
もしそれでも寝つけなければ、いったんまたポジティブイメージを繰り返して、しばらく経ってからまた上の入眠エクササイズに取り組むといい。
この方法を使って、さっさと寝られればバンザイ。
すぐに寝られなかったとしても、ポジティブイメージのトレーニングに取り組む時間ができてバンザイ。
つまりどちらにしろバンザイだから、困っているなら一度試してみるのがオススメだ。
<追記>
この記事を投稿後、護身術研究科のやらぽんさんから次のようなコメントが。
たしかにこのイメージを使えば、ベッドに入ってからのリラックスがより深くなりそうだ。
本文で紹介したエクササイズとこのイメージのあわせ技で、一層強力な入眠メソッドになるのは間違いない。
やらぽんさん、ありがとうございました!
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