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🟩熱中症対策🟩 逗子市久木中学校講演資料「自分で考える、あなたのための熱中症対策」  4/5  <早期医学教育資料>  

老廃物がたまり、身体の中にたまった熱によって、身体の臓器が動かなくなってきてしまいました。。。

さあ、身体は、どうなって、いくのでしょうか?


3.肝臓、腎臓、血液中に、
どんどん老廃物がたまり、


また、体の中にたまった熱によって、
血液が濃縮し、
血液中の老廃物の濃度もあがり、


血液は、栄養を運ぶというよりも、

毒素☠️を運ぶ状態になり、😱


また、毛細血管の血液はドロドロになり、
酸素供給も不十分になり、人体の複数の臓器で、


生命の危機が生じます。😱



これは、
原子力発電所で、

冷却装置が停止したも同然の事態です。



4 こうなれば、体の中では、

「緊急時!戒厳令の発動システム!」

緊急時!戒厳令発動!!


が始動します。💢


ここは、

「なにを犠牲にしても、生命の維持が最優先させること!!」


との指令です。

身体は、3段階で、最終目的に持っていきます!



Q:あなただったら、こんな時、

「生命維持を優先」するために、

どんな作戦を取りますか? 



「命」を守るために、

どのような作戦を取りますか?

 


さあさあ、、、


あなたの

「緊急時!戒厳令の発動システム!」

はすごいですよ〜!



緊急指令を受けた、あなたの肉体は、まず、

<STEP 1>

「生命維持」に最低限必要な、

「呼吸」  と  「排泄」   を、

第一に   確保し、


「生命維持のための、
身体を、 動かすようにする必要がある!!」



と、  💢認識💢   



<STEP 2>



栄養分と酸素の消費量が、
特に大きな、


大脳皮質での酸素の消費

栄養分の浪費

極端に    


↓低下↓    


させる選択をします。



<STEP3>

大脳皮質での酸素の消費

栄養分の浪費

極端に    ↓低下↓    させるために、



血圧を低下させて、

💢失神💢 


させ、

身体の酸素、栄養分の消費、

浪費ラインを

🛑強制休止🛑🫷


させる。



という  作戦  をとるのです。







Q:これにより、身体には、 

どういう成果がもたらされるのでしょうか?


A: 重要臓器への酸素供給による

「細胞呼吸」


と、

細胞の代謝を妨げる老廃物の

「排泄」


が出来なくなると、

臓器の機能障害は進行して、
人は間もなく多臓器不全で「死んで」しまいます。



ですから、なによりも、



全身臓器への酸素供給と栄養循環により

「組織呼吸」
を可能にする



「心臓と肺」=「呼吸循環装置」、


そして
「ブドウ糖の合成と血圧の維持、


ならびに、


「老廃物の排泄」をつかさどる、



「腎臓と肝臓」=「生命維持工場」


を、しっかりと動かし続けるための、

行動がとられているのです。






Bつまり、


a)「主な消費電力装置のスイッチを切ること」
=「大脳皮質への血流を断つ事」

で、消費電力20Wと呼ばれる、
大脳皮質におけるブドウ糖の消費はなくなり、

脳で消耗されるビタミンもその消費を抑えることが可能になり、
脳での老廃物の排泄も低下します。

体全体はこれで一気に「節電モード」となります。


   


b)次は、
残ったエネルギーと栄養分で、
既に述べた「呼吸循環装置」と「生命維持工場」を、
しっかりと動かすことです。


   ↓
c)しかし、
体は脱水症状で、エネルギーは少なめで血圧も下がり始めています。

この状況で生命維持に必要な、
 心臓、肝臓、腎臓、脳幹部に、
上手にエネルギーを送るにはどうしたら良いでしょうか?

C そうです! 

失神という、意識消失!!


です。

これは、一般的な医学知識では、

夏の体温上昇で、体温上昇にともなう、血圧の低下や、

血糖値の急激な下降、電解質バランスの乱れなどで説明されますが、


「失神の一番の目的!!」

=「倒れる目的」

は、


「 倒れることで、 解毒と排泄を促進する事 」


にあるのです。



   ↓

a)「失神」させて、

「立っている状態」を

「横になっている状態」にかえる。




「意識が消失する」と、当然「運動は出来なくなり」、体は「横になった状態」。

=「脳での老廃物の生産は止まり」

+「筋肉での老廃物の生産もなくなった」

「横になった状態」   です。



     ↓
b)この状態で、 ようやく心臓は、


「熱中症によって少なくなった、血液、酸素、栄養」を腹部、内臓に十分に送り込むことが出来るようになります。



「横になった状態」で、

腎臓と肝臓と心臓と脳幹部は、

心臓と同じ水平面に横並びとなり、

低い血圧(少ない心臓の労力)で、

十分に生命を維持し、  排泄を促進出来ます。

だから、 血圧が下がりすぎている場合には、


足を高くあげる事が、

役立つのです。




いかがでしたか?すごいでしょ~?


想像を絶していますよね。。。。。。。



この「戒厳令発動!」は、


必要があって生じている


のですが、


やることは、かなり激しくて、


映画の「特攻野郎Aチーム」みたいですね。(笑)



これが、

「あなたの生命維持システム」が、

「熱失神」という形で実現している、


過激な作戦です。



このような、「緊急システムの発動体制として、
他にも「熱けいれん」「熱疲労」「熱射病」などがあり、
すべて微妙に違う作戦がとられています。


それぞれの作戦が異なるのは、
同じ熱による異常とはいえ、
それぞれの病気を引き起こす背景的体質と、
環境条件が異なっているためです。

何か、新しい事を知るということ、
新しい世界観を把握するということは、
人の行動パターン全体をも新しくします。

19世紀初頭の顕微鏡の発見は、
小さな細菌、
食中毒を引き起こす病原性細菌の存在を人々に知らしめたため、
人々の日常生活に「手洗いの習慣」が加わり、
手術には事前の消毒と抗生物質が、
用いられるようになりました。

その事にも似て、
あなたが、「熱中症」をやみくもに怖がるのではなく、
なぜそれが起きるのかを理解したうえで、
今日から以後の生活で、
自分の体のために、
できることを1つでも見つけてくれることを
願っています。


出来ることから始めましょう。

ちなみに、
昔の人々の食事や生活パターンをほぼ完全に実行して、

3年ほど過ごさない限り

「健康な生存本能」=「動物的感覚」は戻りませんので、

最低、身体ができる3年間は、
「熱中症のための対策」については
ご家族や、教師の方々の指示に従ってくださいね。


昔の人々の食生活を、
3年以上続けた時の
「ボーナスプレゼント」は、


「健康で、
皮膚炎になりにくい赤ちゃんを産むこと
の出来る体質になる事」
です。

(父親になる男性の体質も、
半分は影響するのですから、男子も油断禁物です!)

また、大人達の憧れ、
「寝たきりにもならず、癌にもならない老後の暮らし」

「死ぬ直前まで元気に過ごしてポックリ」

行く事も可能になります。

読んでいただき、ありがとうございました!

さあ、明日から、
できること、
お伝えしていきますね!😀






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