骨盤底ケアを当たり前の世の中に【4】

骨盤底筋トレーニングメソッドへようこそ!
福井県子育てマイスター・骨盤底筋トレーニングコーチのアヤカンです。

産婦人科医でスポーツドクターの高尾美穂先生のもとで学び、
【骨盤底ケアを当たり前の世の中に】
というコンセプトで活動しております。

さて今日は「尿もれ」(腹圧性尿失禁)について考えてみます。
排泄は人間の尊厳でもありデリケートな話題なので、家族や友人にも相談できずにいる方もいらっしゃるかと思います。
女性のライフステージのうち、妊娠・産後・更年期というのは、特に尿もれトラブルを抱えやすい時期です。

なぜかというと、まず妊娠中は大きくなっていく子宮を支えるため、骨盤底筋群や靭帯には相当な負荷がかかります。
妊娠中の尿もれはこうした骨盤底筋群や靭帯のゆるみが原因です。
一般的に、90%以上の妊産婦の尿失禁は産後1年以内に軽快すると言われますが、骨盤底のダメージは一人ひとり違います。
尿もれのリスク要因が増えると、同じ人でも尿もれのリスクが高まります。

私自身は、計3回の分娩を経験しています。
最初の2回は、1年以内に自然と尿もれが治っていました。
しかし、3回目の分娩は双胎の経膣分娩だったので骨盤底筋群の損傷がかなり大きかったようです。
産後2年経過してもたまに尿もれすることがありました。
(くしゃみや縄跳びの腹圧コワイ…!)

また、産後の尿もれが改善した人たちの中でも、骨盤底の弱さが潜在的に残っていて、更年期の筋力低下や女性ホルモンの分泌量低下により尿もれを再発することもあります。

そして、お産を経験していなくても、骨盤底筋群がもともと弱い人は加齢とともにさらに筋力が低下して腹圧性の尿失禁を起こすこともあるんですね。
タイムリーなことに先日のEテレで、森三中の黒沢さんが尿もれの体験談を話されました。
彼女は中学時代から尿もれがあり、42歳の今もずっと症状があるけれど、そんなに重症だと気づいてなかったので一度も受診したことがないと話されていました。

というわけで、話をまとめます。

《まとめ》
✴︎尿もれトラブルは、女性のライフステージのいろんなタイミングで起こる
✴︎尿もれは恥ずかしいことではなく、女性の骨盤底の構造上起こりやすい
✴︎骨盤底ケアによって、尿もれ改善や骨盤底の筋力維持が可能である

というお話でした。

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♾福井県子育てマイスター
♾アヤカンの骨盤底筋トレーニングメソッド
♾保育士
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《骨盤底ケアを当たり前の世の中に》
アヤカン


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