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☕バレエマスター・バレエミストレスとは?

本編を読みすすめるために、そしてバレエをもっと楽しむために、役にたつお話をさせていただく、ティーブレイクの記事です!
 
今回は、「バレエマスター・バレエミストレスが何をする人なのか」を解説したいと思います。
 
バレエ作品をはじめから作るとき、まず演出家がどのような舞台(物語の流れ、音楽、照明、衣装などすべて)にするのかを考えます。その後、振付家が演出家の意図をくんで振付をします。
 
振付家は直接ダンサーへ振りを教え、ダンサーは本番までに何度も何度も練習(リハーサル)を重ねますが、各自、自主練だけで舞台にあがるわけではありません。
 
この過程で指導者の役割を担うのがバレエマスター・バレエミストレスです。男性の場合はバレエマスター、女性の場合はバレエミストレスと呼ばれます。
 
バレエ団では、そのバレエ団で主要な役を踊っていたダンサーが引退後、バレエマスター・バレエミストレスをつとめることが多いです。
 
バレエマスター・バレエミストレスは、演出家と振付家の考えや意図を理解し、どのように踊るとそれを実現できるのかを詳細にダンサーに伝えて、導きます。
 
言うなれば、ダンサーの魅力を最大限に引きだしつつ、演出家と振付家が目指す方向へと導く専門家です。
 
バレエマスター・バレエミストレスがいることで、ダンサーが輝き、作品に魂がこもるのです


バレエ「えんとつ町のプペル」
製作総指揮 関 巴瑠花



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