バスケ講座2日目「体の使い方」
バスケ講座2日目 「体の使い方」
1日目は、コーチの練習に対する臨み方についてでしたが、2日目は「体の使い方」についてでした。
バスケットも結局スポーツなので、体をどのように使うのかが重要になってきます。また、体を自在に操るためには体が自由に動く柔軟性を備えていることが必要です。
1.ストレッチ
講座の中では7種類ストレッチが紹介されていました。以下に簡単な説明をしておきます。
①ワールドグレイテストストレッチ
足を前後に開いて両手を地面につき、前足から遠い方の手を天井に向かって上げるストレッチです。両手をついたときに胸を起こすとより伸びやすくなります。また、上げる際に手を目で追うとより効果的です。
②股関節のストレッチ
四股を踏むような姿勢になり、手を足の内側から回しかかとをつかみます。その状態で体を左右にゆらすと股関節を伸ばすことができます。
③肩甲骨のストレッチ
親指を背中側に向け、Yの字になるように手を上げます。その状態から前後に腕を動かして肩甲骨のストレッチをします。同じ要領でTの字やWの字もやると効果的です。
④腿裏のストレッチ
ボールを片手でもって真上に上げます。その状態でヒザを曲げずにつま先をタッチします。ヒザを曲げないのがポイントです。
⑤腿裏のストレッチ2
足をやや開いて立って、足の周りをヒザを曲げないでボールを転がします。8の字になるように転がすとOKです。
長座になって、足と体の周りをボールを転がすのも効果的です。
さらに、開脚した状態でボールを転がすのも効果的です。
⑥足首を回す
⑦指のストレッチ
突き指しやすいので、ボールを使って指をポキポキ鳴らすそうです。
ストレッチは股関節・肩甲骨・腿の裏を重点的に伸ばすと良いとのことでした。これは早速次の練習からやってみます。
2.バスケットの構え
いわゆる「パワーポジション」の説明です。なによりも強調して伝えられていたのが、「骨盤をたたむ」ことの大切さです。骨盤をたたむとはどのような状態か説明しづらいのですが、骨盤が前傾した状態になっていることがポイントです。選手への伝え方としては「おしりが上を向くように」とか「ヒザがつま先より前に出ないように」「お尻の筋肉を使って体を支える」などがあります。
怪我を防止するという観点からもヒザに負荷がかかるような姿勢は止めさせた方が良いです。そして、パワーポジションを維持したまま切り返しやジャンプ動作への踏切を行うことが大切です。
例えば、サイドライン間をダッシュするメニューをするとして切り返すときに軸がぶれてしまうのは良くありません。骨盤の位置を可能な限り変えないで切り返したりすることが必要です。
2日目を終えて、自分のなかでフットワークとは何をすれば良いのかがやっと分かってきました。バスケの動作の以前に体の使い方が大事だということは分かっていましたが、何をすれば良いのかわからないという状態が続いていました。これも次回の練習から取り入れようと思います。
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