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郷愁は箍ではありません.

こんばんは。夜分遅くに失礼します。

さてさて今日はなんだか眠れない気分です。
ジムビームと、今日友人から誕生日プレゼントとしていただいたTHREEのルームフレグランスを漂わせながら執筆していきたいなと思い立ちました。(エモぉい)

友人曰くこのルームフレグランスは寝室用だそうで、成程、確かに心が凪いでいくような香りです。
柑橘系の香りなのですが、甘すぎず、酸っぱすぎず…なんだかみかん畑の中を散歩していて、風が微妙に香りを運んでくるような、そんな落ち着く香りです。
この場を借りてお礼します。ありがとうございます。愛用します。


さて今日は、郷愁について。
皆さんの出身は都会ですか?それとも田舎ですか?

私は関西の、まぁそれなりに田舎で育ちました。
そもそも実家が兼業農家を営んでいて、幼少期から田植えを手伝ったり、はたまたカブトムシやザリガニを採りに行ったりと、自然とともに育ってきた記憶がございます。

私と同じく地方で育った方で、故郷を離れて大学や就職された方は時々故郷が恋しくなると思います。

かく言う私も大学が地元からかなり離れた他府県にあり、大学入学とともに地元を離れました。そしてそれもかなりの都会に住むようになってしまったものですから、当初は人の多さに驚嘆したものです。

そのノスタルジックな行為は誰しもがするものだと、私は思います。
誰彼もその地への愛心は芽生えるものでしょうし、その期間が長ければ長いほどそれは肥大するでしょう。

が、ときたまそれをあたかも成長に対する箍かのように云う方がいらっしゃいます。
社会的に成長するためには上京する必要がある・成長には環境が大切で、地元と云う環境を抜けて猛者が多い環境に身を置く必要がある・故郷は捨てなさい…など。

確かに成長に環境は非常に重要だと、私自身の経験からも実感します。
事実私は少林寺拳法をかれこれ十数年しているのですが、技術を教えてくださる方が世界大会出場経験がある方であるおかげで、成長スピードは他道場の方に比べて数倍早かったと思います。

しかし、故郷への郷愁は確実に明日からの原動力になる、と私は感じます。

人間誰しも自らが望んだ環境に身を置けるわけではありません。大多数の方(おそらく数年後の私も)は社会の歯車となり、例えば東京や大阪のオフィス街で遮二無二働くことになるでしょう。

ビルがびっしり苔のように生し、人が際限なく溢れている世界において、故郷への想いは必ず自らの心を癒してくれるはずです。

なぜなら、日本は幸運なことに四季があり、それが故に異常なまでに自然が言語化されているためです。

当然ながら日本には季節がはっきりとあります。そしてその美しさを十二分に堪能できるのが田舎です。
反対に、コンクリートに塗れた都会ではその美しさを真に理解することはできません。

それを言語という、理解しやすい媒体を通じて我々は想起できます。その能力があります。
空を穿つような晴天、遠くに聳える尾根、果てしない水平線など、人に寄り添う気する景色は異なるでしょう。

またいつか、再びあの景色を見るために今を頑張ろう、と思えるようになるわけです。
立派なモチベーションです。
故郷に関するSNSや自然を題材にした小説などを普段から目にすることも非常にいいことだと思いますよ。


ここからは少し余談ではあるのですが、

今やテレワークが普及し、全国各地で働くことが可能となっています。
例えばヤフー株式会社さんは、出社に関する交通費支給の上限が撤廃されています。よって国内であれば、出社に船を使おうが飛行機を使おうがそれは全て会社が持ってくれるというわけです。なんてフレキシブルなんでしょうか。

そしてまた、今やフリーランスで働く方も増加しています。
通信インフラが整備され、少しの知恵とユーモアがあれば誰でもお金を稼げるようになったというわけですね。TikTokerやYoutuberなんてものはその最たる例でしょう。

私が言いたいことは、
社会の歯車から逸脱した存在を目指すことも、ひとつ自らの人生を豊かにすることなのでは?
と最近感じるようになったということです。

小説家の方、音楽で生計を立てている方、前述したTikTokerやYouTuberの方なんかは、社会を運営するにあたり必要不可欠ではありません。

しかし、多くの人がそれを必要としています。需要の大きさに関して言えば消耗品の財やサービスを軽く凌駕するでしょう。

そういった存在を目指すことが、これからの変化に富んだ世界を乗り切るには必要なのかもしれません。


とまぁこんなとこでしょうか。
もうすぐ午前3時です。このままタイピングを続けているといつまで経っても寝られる気がしないのでここいらで今日はおしまいにしようと思います。笑

それではまた。おやすみなさい。


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