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揚羽蝶と紫君子蘭

散歩中は周りの変化や発見を楽しむことを心がけるようになった。どうしても家を出る時は気持ちが沈んでおり、必然的に下を向いて歩いてしまうので、なるべく顔を上げて歩くようにしだした。

あつ森もやっているから、島クリエイトの参考になるような庭だったりガーデニングも目に入るようになって今の時期なら紫陽花が綺麗に咲いていて「あ、この紫陽花の低木の並びはいいな」みたいなことを考えられるように少しずつなっている。

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今日もまた、あてもなく歩いていると目の前に揚羽蝶がふわふわと現れて、花に止まった。毎日、都心へ仕事にし行っていると揚羽蝶を見る機会というか、揚羽蝶に気づくこともない。

それにしても止まった花は紫陽花に似てるけど見たことないなと思い、調べると紫君子蘭(ムラサキクンシラン)という花らしい。別名アガパンサス。

結構ガーデニング好きには有名で、紫陽花よりも綺麗に花も咲くから人気らしい。特に西洋では「愛の象徴」みたいな扱いで、花言葉もロマンティックなものばかり。開花時期も6月〜8月なので、ジューンブライドの花でもあるんだろう。

日本では梅雨のジメジメした時期に鮮やかに、そして爽やかに映える青色が、凛とした知的なイメージを連想することから「実直」とか「知的な装い」みたいな花言葉らしい。

この辺の西洋と日本の捉え方の違いも面白い。

散歩は新しい発見と気付きをくれるようになった。そして、散歩しながらradikoで聴くオードリーのオールナイトニッポンもまた、マスクのなかの口角を自然に上げてくれる。今の僕にとっての何よりの薬のひとつだ。

さて、ゆっくりとまた歩こう。


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